林道の実り

今日は相模原植物調査会のみなさんと、今年最後の野外調査へ出かけました。場所は緑区のとある林道です。
植物は冬の装いですが、実りのようすもけっこう観察できました。こちらはクサボタンです。

近くに寄ってみると、なんだかアクティブな果実です。

スギの植林地の中にぼうっと光っていたのは、マメガキです。

渋い黒紫色に熟しているのは、スイカズラです。

こちらは実りではありませんが、ヤブデマリの季節外れの開花です。通常の5分の1くらいの大きさでした。

帰りがけ、地面に何か光るものが落ちているなと思ったら、ウラギンシジミでした。

葉裏などにつかまって成虫越冬する昆虫ですが、風かなにかで落ちてしまったのでしょうか。これも自然なので、写真だけ撮ってそのままにしておきました。
(生物担当学芸員 秋山)

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