「江戸から昭和の津久井」図書館出張展示&博物館実習歴史分野の活動

8/5(土)に淵野辺駅前の市立図書館にて、現在当館にて開催中の収蔵品展「江戸から昭和の津久井」の出張ミニ展示を行いました。

現在開催中の収蔵品展は、津久井郷土資料室にあった旧蔵資料の展示で、その内容は絵はがき、古文書、教科書、雑誌、観光パンフレット、1964年の東京オリンピック関係資料(相模湖がカヌーの競技会場)、ポスター、すごろくなど多岐にわたっています。
その中で、今回の図書館での出張ミニ展示では、東京オリンピックや相模湖の観光関係資料と、図書館にちなみ大正から昭和前半頃の郷土誌関係の雑誌や少年少女雑誌などを展示しました。

今回の展示作業は、博物館実習生の歴史分野の学生4人にも加わってもらいました。実習生には主に雑誌類の展示を行ってもらい、各々が相談しながら雑誌の並べ方、見せ方などを決めて展示しました。また、解説用のキャプションも実習生が制作しました。自分たちが関わったものが展示という形になって実習生もみな達成感に満ちた様子でした。

午後には、実習生と9/9(土)に行う「中世さがみはら探訪~上溝から番田周辺を巡る~」の下見を行いました。
当日特別に見学させていただける「安楽寺の板碑」を間近に見ることができ、感動していたようです。

市立図書館での出張展示は、当館の収蔵品展同様9/3(日)まで開催中ですので、ぜひご覧いただければと思います。
また、「中世さがみはら探訪~上溝から番田周辺を巡る~」は、実習生による案内解説も予定しています。

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