レンズ雲

2月10日は本州の多くの地域でお天気がゆっくりと下り坂となりました。上空に強い風が吹き、富士山のまわりでとても大きなつるし雲(レンズ雲の一種で山岳地形の影響でできる雲)が見られたと、ネット上でも話題になっていました。
相模原からも、もちろん富士山とは別の雲ですが、昼間から大小のレンズ雲が出ました。そして夕方、低い空にできる層積雲の一部が分離して大きなレンズ雲ができていました。

層積雲にできたレンズ雲(相模原市 2018.2.10)

まるで、巨大な宇宙船から着陸船が切り離されたような光景です。富士山のまわりにでていたのは高積雲という中くらいの高さにできる雲でしたが、こちらは雨雲よりも低い位置にできる雲なので、これはこれで巨大で迫力がありますね。

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