月・惑星探査講座が開催されました

本日、午後6時30分から9時にかけてJAXAとの共催で月・惑星探査講座が開催されました。
前半は、講演者それぞれの分野からの切り口で月について語っていただき、後半は講演者以外のパネリストを迎えてのパネルディスカッション。

特別講演「月の暦と日本人の暮らし」

皆さんとても話しが面白く、引き込まれてしまいました。
特に前半は、基礎的な話題と、最新の話題をとりまぜて、誰にでもわかるように伝えていただきました。

 後半のパネルディスカッションは、「極限の最前線で切り開く月のサイエンス~なぜ人は行かなければならないか~」というタイトルでした。有人で探査をする意義という難しいテーマにもかかわらず、研究者が一喜一憂する姿がかいま見えるようで、終始なごやかな雰囲気に包まれていました。

印象的だったのは、参加者に若い方が多かったこと。高校生や、ひょっとして小学生?という方までいらっしゃいました。
こういう第一線で研究をしている人たちの肉声で語られる、その分野の魅力に触れることは、若い人にとって何よりの経験になると思います。
いや、もちろん大人の私たちもです。
このディスカッションのテーマでもある「そこにいることの大切さ」を実感できる催しでした。

(学芸班 木村)

会場の後ろの方の風景。こんな本格的なセットは博物館単独ではとても無理。真ん中の箱のようなものは同時通訳のブースです。

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