クワの葉の上の虫 追加・・というより、真打ち登場!

前回のブログでクワの葉の上にいたアシナガキンバエとキマダラカメムシの幼虫をご紹介しました。今日はこれから降りそうな雨に備えて、多めに葉をとっていた時に見つけた虫のご紹介です。

左側が頭です

スケバハゴロモの幼虫です!この時期、クワだけではありませんが、木々の葉の上でちょこまか動き回る虫です。なんてすばらしい造形!密かに「ラインダンス虫」と呼んでいるのですが、近いなかまのクワキジラミやアオバハゴロモと同様に、おしりからロウ状の物質を出しています。正面から見るといっそう楽しい!

正面から見たスケバハゴロモの幼虫

容赦なく、真後ろから!

真後ろから見たスケバハゴロモ

成虫はなかなかカッコイイ虫です。

蛾ではなく、カメムシに近いなかまです

専用の桑畑があるわけではないので、カイコの5齢終期の今は条件の良いクワの葉を探し求めてあちこちさまようのが正直つらいところなのですが、こうした虫を見るとほっこりします。
クワの近くの木杭の上には、ニホンカナヘビがいました。

ニホンカナヘビ

妙にハンサムな顔で、写真を撮らせてくれるとちょっと嬉しい瞬間です。

おすましした顔がハンサムなニホンカナヘビ

カイコは今日明日のうちに熟蚕(じゅくさん:繭をつくりはじめるカイコ)が出始める見込みです。給桑は一段落ですが、まぶし(カイコが繭をつくる場所)へ移す作業が忙しくなりそうです。

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