勝坂遺跡で探鳥会

12月9日、南区磯部の勝坂遺跡で、文化財保護課主催の「勝坂を学ぼう!初冬の谷戸で野鳥観察」が行われ、お手伝いに行ってきました。
ちょっと風が強くて寒い中でしたが、20人以上の方にご参加いただきました。

双眼鏡で野鳥を観察する参加者のみなさん

風もあってちょっと鳥は少なかったのですが、エノキの果実を一生懸命に食べていた冬鳥のシメの群に遭遇したり、

シメ

それを追い散らかすチョウゲンボウが飛んで歓声が上がりました。
また、一番じっくりと見られたのは、冬鳥のツグミでした。今年はツグミの飛来が遅くて、このところやっと姿が見られるようになりましたが、こちらも長旅の疲れを癒やすように静かにエノキの果実を食べていました。

ツグミ 乾いた鳴き声が印象的でした

途中、ムクノキの大木があったので、ご希望の方には果実の味を確かめてもらいました。

ムクノキの果実

「甘いけどおいしくない」「良くいえば渋柿みたいな味」というのが御感想でした。
解散後に、コゲラが近くで見られたので、残っていた方と観察しました。

コゲラ

午前中、のんびりと勝坂を歩きながら楽しく探鳥することができました。

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