ECO-TOPインターン5日目 植物の野外調査

インターンシップ5日目の桜美林大学の石井です。本日(2月27日)は一日を通して、相模原植物調査会の方々と大磯町の高麗山へ野外調査に出かけていました。

内陸の相模原とは異なる植生を観察

JR大磯駅から歩いて、高来神社から高麗山に入り、樹木や植物の見分け方を教えて頂きながら山を登りました。市街地や公園で見ることのできる樹木でも、幹の太さや高さが比べものにならない程大きなものや、人の手で整備されていない自然のまま成長した樹木を見ることができました。

麓にある、ホルトノキの大木

もし、私が一人で、これらの樹木を見ても市街地や公園で見たことのある種と同じものだとは気が付かなかったと思います。植物調査会の方々や学芸員の秋山さんに見分け方や特徴などを教えて頂けたので、普段見ているものとの違いを知ることができました。

早くもユリワサビが開花していました!

また、県内でも高麗山でしか見ることのできない種があることを教えて頂きました。住宅地と隣接した山でも、貴重な種が生息していることにとても驚きました。

照葉樹の葉裏にとまるウラギンシジミ

インターンシップ最終日であった今日は、自力では知ることができなかったことを、自分で体験し、学ぶことができた貴重な一日でした。

高麗山山頂で記念撮影

5日間のインターシップを通じて、実際に自分でやって、得る経験の重要性を知りました。この経験を今後の学生生活で生かしていきたいと思います。

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