フデリンドウだけではなく・・

このところ、フデリンドウの開花にはしゃいでたくさん写真をアップしてきましたので、ほかにもたくさん咲いている植物の写真もアップしなくては不公平、ということでご紹介します。まずは、フデリンドウよりもずっと低く地面にぺったり張り付いて咲くキランソウです。サクラの花びらと比べても小さな花ですね。

キランソウ

こちらも咲き始めは不自然なほど低く咲いていますが、もう少し季節が進むと立ち上がってくる、ヤブタビラコです。

ヤブタビラコ

年明けの頃から少しずつ咲いていたオオイヌノフグリも元気よく咲いています。

オオイヌノフグリ

そして、花はそっくりだけどずっと小さく、3ミリメートルほどしかない、タチイヌノフグリも隣り合って咲いていました。

タチイヌノフグリ

上を見上げれば、サンショウも花芽を伸ばしていました。葉っぱの方も、いわゆる「木の芽」として料理に使うのにちょうどよいくらいの若葉ですね。

サンショウの若芽

そして、やっぱりフデリンドウについて一つご紹介したい写真があります。博物館お隣の樹林(ミズキ林)には、キアシドクガの食害で立ち枯れたり、大きな枝が折れたりした木が多くあるため、先月末に重機が入り、林内の危険木を除去しました。バックフォーが動いた後は当然、植物は踏みつけられているのですが・・

キャタピラ痕に咲くフデリンドウ

そんな中にもフデリンドウは咲いています。植物は私たちが考えているよりずっとたくましく、そしてしたたかです!

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