活動報告(令和5年度)

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女性部総会

令和5年3月27日(水) けやき体育館教養室にて開催しました。

 議題の令和5年度事業並びに決算報告及び令和6年度事業並びに予算案はいずれも承認されました。
役員改選は会計が変更になった以外は現在の役員が継続となりました。

  昼食をはさんで午後はアトラクションとして、手風琴のお二人をお迎えし、アコーディオンの演奏を聞いたり伴奏で歌を歌ったりしました。
マイクが使えなくて歌詞をちゃんと伝えられなかったのが残念でしたが、それでもみなさんけっこう歌詞を覚えているようで楽しんでいただけたかなと思っています。
会員の皆さんからは「やっぱり昔の歌はいいね」「若いころを思い出して懐かしかった」などの声が寄せられていました。

皆さんのご協力により今年度の締めくくりの事業まで無事に終えることができて感謝しております。
来年度も多くの方に参加してもらえるような楽しいイベントを計画したいと思いますのでご期待ください。

女性部「第3回ホットサロン」

令和6年1月24日(水) 相模原のちかなり本店にて38名(付き添いを含む)と多くの参加により開催しました。

今回は新年会として食事会を企画しました。
江戸前寿司をいただきながら 久しぶりに参加された方や最近会に入られた方 みなさん思い思いに交流を深めていました。
そんな中、<同行援護や家事援助と介護保険>とのかかわりがよくわからないので研修会の実施を求める声がありました。
これは役員会で有識者を招いての研修会実施も含めて検討することにしたいと思います。

なお次回のほっとサロンは3月27日(水)を予定しております。
 午前は総会、午後はアトラクションです。(詳細はすでにご案内済ですのでご案内資料をご確認ください)
 年度末お忙しいこととは存じますが、万障お繰り合わせの上ご出席くださいますようよろしくお願いいたします。

相模原市録音奉仕会ひばり(録奉)主催「茶話会」

令和6年1月22日(月) あじさい会館にて40名を超える参加者(うち当協会会員 10名)により開催されました。

録奉の方々が作成して送っていただいているCDを聞いている我々読者が感想や希望をお話することが主旨でした。
始めに相模原市視覚障害者協会(相視協)の芥川副会長が令和6年能登半島地震のお見舞いを述べた後本会開催のお礼と相視協の現状・活動事項・サークルの紹介、会員増加対応などについて説明を含めた挨拶をしました。
続いて録奉の渋谷会長から現状報告と今後の活動予定などが述べられました。
その中でコロナ前から会員が半減したことをお聞きし、とても驚くとともにショックを受けましたが新しい人も入って来られているから徐々に活動を広げて行きたいとのことで少し安堵しました。
また人数が少ないので録音室で録音することができず自宅でそれぞれ録音してきて、それをつないで1枚のCDを作っているとのことで、そのご苦労にも感謝するばかりです。
最後に「きょうは皆様のお声をお聞きして少しでもよいCDを作りたいと思っていますので忌憚のないご意見を出してください」との言葉で締めくくられました。

その後 出席者全員が簡単な自己紹介をし、6グループに分かれて読者から意見や要望を出し、まとめとしてグループごとの録奉取りまとめ者が出されたものを発表されました。
読者としては出した要望などが実現することを期待しながらお土産のお菓子をいただいて散会となりました。

普段は作る人と聞く人というような関係だけになってしまっているきらいがありますので、このような機会を作っていただき本当にありがたく思います。
録奉の皆様ありがとうございました これからもよい関係が続くことを願っております。

相模原市身体障害者連合会(相身連)賀詞交歓会

令和6年1月13日(土) 市民会館にて関係者も含めて70名を超える参加者により開催されました。

ご来賓に本村市長、古内市議会議長、笹野社会福祉協議会会長、武石社会福祉事業団理事長のご臨席をいただきました。
相模原市視覚障害者協会会長の開会の言葉のあと相身連小出会長の今年度の詳細な活動報告を含めた挨拶がありました。

続いてご来賓の本村市長からは冒頭に元旦に起きた能登半島地震・2日の羽田空港での飛行機事故で亡くなられた方への哀悼の意と被災された方々へのお見舞いの言葉が述べられ、能登半島地震に対しては緊急消防援助隊の派遣など市の取り組みと私たち72万市民もワンチームで心を一つにして私たちができることを行い被災地の復旧復興に全力で取り組んでいきたいと述べられました。

「3団体の皆様には視覚障害相談サロンの実施やさまざまな障害関連のスポーツの普及啓発にも努めていただいていることに感謝したい。
相模原市は障害の有無にかかわらずすべての皆さんが自分らしく生き生きと地域で暮らしていけるそういう社会を作って行きたい。
今年は11月20日に市政施行70周年を迎えるので記念イベントを多く実施するが、皆さんと一緒にワクワクする相模原を創造して参りたい。
これからも相模原市はだれ一人取り残さない市政を作って行きたいので、是非皆さんから様々なご要望やご意見を出していただき、その声を形にできるように市議会とともに取り組んで参ります。
私も1年間勉強させて頂いて皆様に寄り添った対応を引き続き行なって参りたいと思っています。」
と熱く語られ我々障害者にも希望と勇気を与えていただきました。

またそれぞれのご来賓からも当連合会の関連事業への協力のお礼と活動への期待と激励など温かいお言葉をいただきました。

続いて難聴者協会会長の音頭によるお茶での乾杯の後昼食となり、間もなく恒例のビンゴゲームが始まりました。
ビンゴゲームは静かな出だしでしたがそのうち番号を読まれるたびに会場のあちこちでざわめきが始まり、しばらくすると次々にリーチやビンゴの声が上がり商品獲得者への祝福の拍手が起こりました。
最後の商品がなくなって終了となりましたが全員に行き渡り皆笑顔となったところで肢体協会会長による閉会の言葉があり散会となりました。

ドコモ・ハーティ講座

令和5年12月20日(水) 相模原市民会館にてNTTドコモ様のご協力を得、アイフォンの初心者向け体験会を参加者12名とNPOブラインドictサポーター4名の参加により開催しました。

まずは以下のパートにより基本的な使い方や便利な機能・活用方法を紹介・指導していただきました。
内容としては、基本操作体験編のパート1「スマートフォンの特徴」、パート2「音声読み上げ機能を使った実機体験(基本操作、通話、文字入力など)」、パート3「スマートフォンの安全な使い方」でした。

アイフォンに初めて触る人もいて、フリックをクリックと言ったりタップをダブルクリックと言う人もいたりして講師も苦笑いしながらの講習会となりました。
初心者はボイスオーバーの言うことを最後まで聞くことの大切さやホームボタンを深く押せば「ヘイ シリ」と言わなくていいことがわかった人もいたりして勉強になった講習会でした。

暮らしの中で視覚障害者が利用できるアプリもたくさん開発され、スマホで出来る事は増えていますので、これからの生活向上のためにも少しでも使いこなせるようにしたいと思った人も多かったようです。

NTTドコモの皆様ありがとうございました。

第68回神奈川県身体障害者福祉大会

令和5年12月17日(日)相模原市市民会館ホールにて関係者も含めて約400名の参加により開催されました。
当協会からは関係者も含めて44名と多くの人が参加しました。
今回から新型コロナによる制限もなくなりコロナ前に戻った形式での開催となりました。

午前の第一部の式典では内藤県身連会長、首藤県副知事、本村相模原市長、県および市議会議長によるご挨拶や祝辞などがありました。
その後県知事および県身連会長表彰、受賞者代表あいさつ、体験発表につづき大会宣言が原案通り採択されました。
体験発表ではいつも「おんぶにだっこ」でお世話になっていると言って奥様を会場に呼んで感謝の言葉を言われたときには会場が感動に包まれて大きな拍手が贈られました。
そして参加者全員に昼食の助六寿司弁当と相模原市キャッチフレーズ「潤水都市 さがみはら」にちなんで相模原のお水のボトルが配られ食事と懇談に花が咲きました。

午後の第二部のアトラクションでは光明相模原高等学校和太鼓部による力強い演奏が披露されました。
まさに体に響く迫力があり、会場からは断続的に拍手がわいたり曲によっては手拍子で演奏者と会場が一体となるなどで大いに盛り上がりました。
演奏が終わるとブラボーの声が飛びアンコールの声と手拍子が鳴りやまず期待に応えてくれて感動的なフィナーレとなりました。

最後は締めくくりとして来年の開催地である海老名市の代表者によるご挨拶が行われました。

懇親会・白い杖の文化祭

令和5年12月10日(日) あじさい会館6階展示室にて関係者も含めて懇親会66名・白い杖の文化祭およそ80名と予想を超える多数の来場者により開催しました。
「懇親会」は会長挨拶、出席者全員のこの1年を振り返ってを入れての自己紹介のあと、会場を動きながら相手を探してお互い名乗って握手をした後じゃんけんによるニセ札❓争奪ゲームと会員からの差し入れのあった手編みのフットオーマーなどの争奪じゃんけんで大いに盛り上がりました。
参加賞は防災グッズとして閉じ込められた時など緊急時に吹く笛と簡易トイレを全員に配布して喜ばれました。

その後お茶による乾杯、お菓子とミカン付きでリクエストの強かった楽しみな豪華?和食弁当を食べながらの懇親の時間を過ごしました。
新型コロナによる制限も解除されたこともあり日頃あまり顔を合わせることのない人や付き添いの方々との会話も弾みました。

午後からの「白い杖の文化祭」は大正琴演奏、手話をしながらの歌唱、カラオケ、キーボード・オカリナ・鼻笛・ピアノ・パーカッションによるアンサンブル演奏、自作の曲の歌唱、ギター演奏、落語、コーラスと8つの多様な演目についての日頃の練習の成果が披露されました。
アンコールの声がかかったり会員のラジオパーソナリティーによる担当番組の参加者全員による一斉タイトルコールの収録などもあり、こちらも大いに盛り上がりました。

最後に今後の主要な行事連絡が行われ来年元気な姿での再会を誓いあって閉会となりました。

本事業にご協力いただきました皆様 本当にありがとうございました。

相模原市障害者作品展

令和5年12月1日(金)~3日(日) あじさい会館(6階展示室)にて当協会が加盟している相模原市身体障害者連合会の主催により開催されました。
出品事業所21事業所(相身連加盟3団体を含む)から
編み物、装飾品、置物、陶芸品、絵画、写真、俳句、川柳など広範囲に600点を超える多数の作品が出品されました。
当協会会員からは11名による 編み物と手芸品およびマスコット、陶器、似顔絵の27点が出品されました。

今年は会場が元通り3日間使用可能となり、二日目には本村市長も来訪され立ち合い者からご説明を受けながらじっくりご覧になるなど累計385名と多くの来場者にご覧いただきました。
来場者から「すごいね こんな作品ができるなんて!! 来年も楽しみにしています」などといった驚きや励ましの声が聞かれ来年以降の開催に活力をいただきました。

お手伝いいただきました関係者ならびにボランティアの皆様ありがとうございました。

第12回相模原市視覚障害者福祉大会

令和5年11月26日(日)あじさい会館にて関係者など68名と多くの参加者のもと開催しました。
ご来賓の相模原市および関係団体役員のほか市関連部署職員の方に加えて途中から公務が重なりお忙しい中を本村市長も駆けつけてスピーチいただき大会を盛り上げていただきました。

第一部の大会式典では、副会長の開式のことばに続いて1年間にご逝去された視覚障害者の方々に黙祷をささげたのち宇都木会長による主催者あいさつが行われました。
そのあと相模原市健康福祉局長および社会福祉法人相模原市社会福祉協議会会長並びに社会福祉法人相模原市社会福祉事業団常務理事から来賓祝辞をいただきました。
つづいて当協会と特に関連の深い相模原市高齢・障害者福祉課及び高齢・障害者支援課の方々もご出席されている中で大会決議(案)が朗読され全会一致で採択されました。
最後に副会長の閉式のことばにより閉式となりました。

第二部は近年多発する災害への備えとして~災害時における視覚障害者の安心・安全について~をテーマに「防災・減災教室」を実施しました。
相模原市危機管理課、生活福祉課、防災マイスターの皆様を講師としてお招きして講話をいただき、配布された「防災ガイドブック」による具体的な備えなどのアドバイスはとても参考になりました。
続いて視覚障害者に有用なスマホアプリとして宇都木会長から「ユニボイス ブラインド」(*1)と詳しい賛助会員の方から「ナビレンス」(*2)の説明が行われました。
*以下はWEBからの情報の抜粋も一部含まれています。
(*1)記載内容をコード化した音声コードを読み上げてくれるアプリ。そこに新機能の国内初『耳で聴くハザードマップ』ベータ版が追加されました。これまで、紙媒体やWeb上にて視覚での情報取得がおもだったハザードマップを自動音声読み上げ機能によって提供されることで、視覚に障がいのある者や高齢者にも、命を守る大切な情報が取得しやすくなっています。
[お主な機能]
●住所データと連携した各種のハザードリスク情報(洪水、高潮、津波、土砂災害)の音声読上げ
●現在地から近距離の災害種別に対応した避難場所を表示、ルート表示、誘導する機能
(*2)QRコードのようなタグ(コード)をスマホアプリで読み取ることで、歩行ルートや室内情報などいろいろな情報を得ることができるもの。
最後に福祉機器取扱業者様による「音声時計」と「音声血圧計」の現物を使った実践的な説明を実施していただきました。

そして楽しみな昼食は特注(?)のお弁当が出席者全員に配られ、食事と歓談により日頃会うことも少ない人などとも交流を深めることができました。

昼食時間帯には別室にて株式会社システムギアビジョン様によるみに福祉機器展を開催しました。

午後の第三部のアトラクションは、音声ガイド付き「こころの通訳者たち」の上映会を実施しました。
視覚障害者だけでなく聴覚障害者への配慮も含めたユニバーサル映画対応への取り組みには感謝する気持ちでいっぱいになりました。

そして上映会終了後、プロデューサー/平塚千穂子さんのアフタートークがあり、この映画への思いを深く知ることができました。
今後のご活躍を心から願ってやみません。

長丁場となった大会ですが、ご協力いただきました多数の皆様には本当に感謝しております ありがとうございました。

女性部第2回ほっと・サロン

令和5年10月18日(水) けやき体育館 教養室にて開催しました。

午前は情報交換ということで、オレオレ詐欺の撃退法。
タクシーに乗車したさいタクシー券を余分に請求されたこと。
事業所に登録してもガイドさんが足りなくて同行が思うように使えないこと。
などなど、いろいろな話が出ました。

とくにガイドさんが足りない点については視覚障害者にとって深刻な問題ですので、所轄のところへ改善依頼をしたいと思います。

午後は、中央保健センターから管理栄養士の方をお迎えしてフードモデルを触らせていただきながら(栄養バランスの取れた食事をするには)
ということでお話をお聞きしとても参考になりました。

男性の参加もあり午前は16名、午後は講師を含め20名の参加でした。

次回は改めてご案内しますが、令和6年1月24日(水)に女性のみの食事会を予定しておりますので皆様の参加をお待ちしております。

「秋の社会見学」(富士サファリパーク・足湯「すばしり」)

令和5年10月4日(水) 新型コロナの5類感染症移行後初めての団体旅行でしたが各人がそれぞれ感染防止策を図った上で総勢42名と多数の参加のもと実施しました。
自称晴れ男晴れ女が何人もいたものの生憎の霧雨模様でしたが社外に出る時は止みまもありそれほど気にならず予定のコースを順調に進めることができました。

まず東京ドーム16個分という広大な富士サファリパークは初来園の会員が多くバスに乗ったままラジオから流れる説明を聞きながらサファリゾーンを40分ほどかけて鑑賞しましたが近くまで近寄って来る猛獣もいて子供心に帰って喜ぶ人もいました。
また全盲の障害者の中には今話題になっているiPhone用アプリ「Be My Eyes」で撮った写真をAIが説明してくれる機能を利用して楽しむ人もいました。

サファリゾーンでは以下のような動物などを見ることができました。
(以下は富士サファリパーク 公式サイトからの一部抜粋も含まれています)

《クマゾーン》
アメリカグマ ヒマラヤグマ ヒグマ
《ライオンゾーン》
ライオン
《トラゾーン》
アムールトラ
《チーターゾーン)
チーター
《ゾウゾーン》
アジアゾウ
《一般草食ゾーン》
キリン シマウマ フタコブラクダ シロサイ
《山岳草食ゾーン》
アメリカバイソン ヒマラヤタール

バスを降りてふれあいゾーンのふれあい牧場では猛獣以外の
アカカンガルー アメリカンミニチュアホース カピバラ ベネットワラビー
マーラ レッサーパンダ
などの動物を見ることができますが時間がなく少ししか見られなかったのが残念で次の機械にゆっくりと鑑賞したいと思いました。

つづいて沼津の「竜宮海鮮市場」で楽しみな昼食を取りました
魚の好きな人は魚づくしの「金目鯛釜飯御膳」で、肉も食べたい人は「箱根山麓豚の陶板御膳」で食欲の秋を満喫しました。
ボリュームもあり美味しかったとの声がそこかしこから聞こえてきました。

最後は足湯「すばしり」で足湯を体験しました。
本来は眼前に富士山を眺めながら、ゆったりとつかれるはずでしたが、富士山の初冠雪もあったようで人によってはやや肌寒いと感じた天気にもかかわらず温泉はそれほど熱くもなく富士山を心の目で感じながらゆっくりと手足を温めリラックスすることができました。

今回は協会の団体旅行に初めて参加する人が5人もいたことや参加者から口々に楽しかったと言う声があり旅行担当も大変うれしく思いました。
またガイドさんが一昨年と同じでとても説明上手でバス自慢もする楽しい自称吉永小百合さんと無口で運転上手の運転手さん・他称高倉健さんにも恵まれ記憶に残る一日となりました。

<行程表>
市民会館前 →足柄SA →富士サファリパーク →竜宮海鮮市場 →足湯「すばしり」 →厚木PA →市民会館前 →橋本駅南口

来年も皆さんが楽しめるところへ行くように計画したいと思いますので大いに期待をしてください。

相模原市身体障害者連合会(相身連)「歩行訓練」

令和5年7月19日(水) 当協会が所属する相身連主催により参加者33名にて日帰りバス旅行が実施されました。
梅雨明けしていないにもかかわらず連日の猛暑を感じさせる中で全国的にも暑いと報道されている山梨県(山中湖花の都公園および県立美術館)に行きました。
中央自動車道富士吉田線 河口湖IC手前から富士山もいろいろな表情で迎えてくれ、それだけで今日の旅行は大成功だった気がします。

花の都公園は春と秋の端境期でもあり屋外にはポピーや百日草、日日草、ヒマワリなどがありましたが丁度盛りといった花には遭遇できませんでした。
しかし温室の中はラン系の花が迎えてくれプルメリア、トケイソウ、多肉植物、ミッキーマウスの木などを見ることができました。
花は二の次 花より団子とばかりに人気のあったのがしっかりしたコーンカップ入りのシャインマスカット風味のソフトクリームでつられて買った人もいました。

その後御坂峠を越えて里の駅いちのみやでキノコ入りの炊き込みご飯をはじめ沢山の品数の昼食で大満足。
定番の信玄餅などのお土産品や外のテントでは今がまさに旬のモモをはじめ沢山の野菜などが売られており買い出しに来たと思われるほど大量に買い込んだ人もいたようです。

お腹も一杯になりお土産も調達できたところで最後の目的地である山梨県立美術館へ向かいました。
着いたとたんにセミが鳴き始め暑いお迎えをしてくれました。
web情報によれば
1978年の開館以来「ミレーの美術館」として親しまれている山梨県立美術館。70点ものミレー作品を所蔵する美術館は世界でも他に類を見ず、代表作である『種をまく人』をはじめ、『落ち穂拾い、夏』や”幻の名作”と呼ばれる『角笛を吹く牛飼い』など、教科書にも載るような名画を見ることができますとのことで期待して館内を鑑賞して回りました。
写真も動画でなくフラッシュを使わなければ許可しますと言う作品が多く、有名な絵の前で記念写真も撮るコとができ とても感激しました。
またミレーだけでなく、山梨県ゆかりの作品なども多数展示されており、絵画に詳しいガイドさんやイヤホンガイドで説明をじっくり聞くことができれば一日過ごせる場所だと感じました。
とにかく有名な絵画を直接目の前で感じることができ高揚した気持ちで帰路につきました。

4年ぶりに新型コロナの制約が解除されて初めてのバス旅行でもあり、バスの中でのおしゃべりも弾んで身も心も満たされ夏の一日を楽しく過ごすことができました。

踏切事故防止対応体験会

令和5年6月28日(水) JR横浜線久保沢第一踏切(相模原市緑区)に試験的に設置された視覚障害者用の誘導ブロックの歩行体験会が行われました。
この設置方法は昨年10月から関係者での事前の打ち合わせを始めてから2回の関係者勉強会と歩行訓練士との意見交換などを経て参加者の総意にて決まったものです。
さいしょはいろいろな意見が出ましたが、市と消防署施設に意見の出た点字ブロックの敷設パターンを仮設置して実際に歩行体験を繰り返した上で生まれました。
実際の踏切に敷設しての体験会にこぎつけ、ようやくここまでこれたかとの感慨がありますが、事故の教訓を無駄にすることなく今後悲しい事故を防止するため踏切への早期対応を強く望みます。
当日は当協会から会員5人が参加し、新聞3社、テレビ2社の取材もありました。

以下は東京新聞の記事です。
 視覚障害のある人の踏切事故を防ぐため、国土交通省関東地方整備局は相模原市緑区の国道16号上にあるJR横浜線の踏切に視覚障害者用の誘導ブロックを試験的に設置し、体験会を行った。白杖(はくじょう)でブロックをたどりながら渡り切った目の不自由な人たちは「踏切を一人で通るのは怖かった。誘導ブロックがあると助かる」と評価していた。(古川雅和)
 踏切に誘導ブロックが設置されているところは少ない。昨年四月、奈良県で視覚障害のある女性が踏切内で電車と接触して死亡する事故が発生。国交省は同六月にガイドラインを改定し、踏切手前や踏切内に誘導ブロックなどを積極的に整備するよう求めている。
 同整備局によると、関東地方で国道と平面で交差している踏切は十二カ所。
今回、JR橋本駅近くの久保沢第一踏切に誘導ブロックを初めて導入した。
入り口には点状ブロックを設置。踏切内には通常の半分の幅に当たる二本の線状ブロックを設け、踏切内にいることや進行方向が分かりやすいようにした。
点状ブロックと線状ブロックは直角になるように配置し、踏切内を真っすぐ迷わずに進めるようにした。
 二十八日の体験会に参加した同市視覚障害者協会のメンバーらは、誘導ブロックを確かめながら踏切を往復。
同協会の宇都木茂会長(68)は「シンプルで分かりやすい。二本の線状ブロックなら摩耗してもつえで分かりやすいし、ベビーカーや車いすの車輪も引っかかりにくい」と話し、今後の普及に期待を寄せた。

交流ボウリング大会

令和5年6月17日(土) 相模原パークレーンズ(相模原市中央区)において障害のある人中心の参加者55名により開催されました。

毎年2月開催で恒例であった「新春ボウリング大会」がここ3年間はコロナ禍のため中止となっておりましたが、今年度は『交流ボウリング大会』と名称を変更し、4年ぶりにこの時期に開催されました。

梅雨本番とはいえ久しぶりに初夏を思わせるような暑い天候の中で一等一等に大きな声援や白書が響くなど熱い戦いが繰り広げられました。

当協会からは男女4名が参加し入賞はくじ引きで惜しくも逃した者もいましたが、ボールがトナリノレーンに越境したり初めてストライクが出て宙に浮かんだと思わせるような跳躍を見せた者などパフォーマンスでも観客を大いに楽しませました。

当協会の参加者は周囲のアドバイスを受けながらも全員大奮闘で、来年の参加を約束して意気揚々と会場を後にしました。

総会

令和5年5月21日(日) 市民会館にて付き添い者を除く正会員48名(委任状提出者を含む)の参加により開催されました。

開催宣言前には新型コロナで途絶えていた全員の自己紹介による参加者確認を実施しました。

これにより総会定足数を満たしていることの確認がされ通常総会の開催が宣言されました。

会長からは昨年5月21日から会長を引き継ぎ1年間進めてきましたが、これからも「できることを できるだけ 少しだけ頑張って」やっていきますが 皆さんの後押しが何よりも力になりますのでよろしくお願いしますとのご挨拶がありました。

続いて議長、議事録作成、議事録署名人の選出が行われ審議に入りました。

議案審議では令和4年度事業・収支決算報告ならびに監事による監査報告が行われ、会長による補足説明の後拍手により承認されました。

続いて令和5年度事業計画・収支予算(案)が報告され会長と主幹者による補足説明、質疑応答のあと拍手により原案通り承認されました。

引き続き会則の改定について会長から要点説明の後挙手による採決が行われ出席者の3分の2以上の賛成多数により承認されました。

その他議案として
来年度の役員選挙に向けての選挙管理委員会の立ち上げによる委員長と担当者が会長より指名され承認されました。

また審議事項ではありませんが、監事の前会長からこの1年間の事業推進について新会長のリーダーシップによりいろいろな成果が出てきているとの温かい講評がありました。

これによりすべての審議が終了し議長の解任がなされました。

最後に連絡事項として
①万一に備えた携行用 風船式白杖の紹介

②今年中の日程決定隅の主要イベント
・交流ボウリング大会
・社会見学
・県身連登山事業
・福祉大会
・障害者作品展
・懇親会・白い杖の文化祭
・県身連福祉大会

③福祉機器の当協会を通しての購入依頼。

締めくくりとして総会の終了宣言がなされ閉会となりました。

第17回神奈川県障害者スポーツ大会(陸上競技会)

令和5年 5月14日(日) 神奈川県立スポーツセンター(藤沢市)にて開催されました。

前日からの大雨で開催が難しい状況に思われましたが、早朝には小雨になり日頃の練習の成果を発揮しようと県内から出場者が集まり 気持ちが伝わったのか開会式に向けて天候もだいぶ回復し予定通りに開催されました

相視協からは 男性3名、女性1名の4名が出場しました。

結果は以下の通りです。

○50m音響(男子) 金メダル
○立幅飛び(男子) 銀メダル 
○じゃべりっくスロー(男子) 銀メダル 
○砲丸投げ(男子) 銅メダル 
○ボール投げ(女史) 銀メダル  

少数ながらも全員がメダルを獲得することができてよかったと思う反面、今回の大会は今までで一番 各組の出場者が少ない状況で競技によっては、1名しかいない組もあり 今後の開催が危ぶまれるのではないかと感じた大会でもありました。

当協会ができることは出場者を増やすことだと思いますので 次回は当協会会員の皆さんに 幅広く声掛けして行こうと思います。

開会式

相模原市身体障害者連合会(相身連)総会

令和5年4月22日(土) 市民会館2階第二大会議室にて参加者26名(付き添い者を含む)により開催されました。

令和4年度事業・収支決算報告ならびに令和5年度事業計画・収支予算(案)など一部の事業での行先と日程変更がありましたが、全ての議案が質疑応答を経て承認されました。

新型コロナが完全に収束していない中ということも一因とはいえ、参加者が少ないことについて会長からの問題提起があり議長が仕切る暇がないほど多くの方からさまざまな意見が矢継ぎ早に出されて稀にも見ない熱い議論がなされました。

会長からの問題提起については各加盟団体が持ち帰って団体内での議論をすることが求められたものとして総会を集結しました。

新型コロナについては行動制限などが緩和されているとはいえ、まだまだ予断を許さない状況にあると思われますので一人ひとりが自分でできる感染防止対策をしっかりすることにより、一日も早い完全収束に結び付けたいものです。

第17回神奈川県障害者スポーツ大会(フライングディスク競技会)

令和5年 4月16日(日) 神奈川県立スポーツセンター(藤沢市)にて開催されました。

早朝から今にも雨が降り出しそうで心配された天候は、選手の願いが通じたのか大会会場に到着後には薄日が刺すほど回復し、湘南の気持ちの良い風が吹く中、フライングディスク競技会が行われました。

県内の各地から集まった選手たちが、日頃の練習の成果を発揮しようと熱い戦いを繰り広げました。

この大会は10月に開催される 全国障害者スポーツ大会鹿児島大会の選手選考に結び付くこともあり、選手に選抜されることを期待して一段と力の入った競技会となりました。

相視協からは 男性1名、女性3名の4名が選手として参加しました。

結果は以下の通りです。

○アキュラシー(ディスリートファイブ) 銀メダル、銅メダル(2名)
○ディスタンス(男子) 金メダル(42m88)
○ディスタンス(女子) 金メダル(22m03)、銀メダル、銅メダルとワンツースリー
以上のメダルを獲得することができ日ごろの練習の成果が発揮できた人もいました。

来年の大会には、またお互いに元気で、競技できることを願い大会を終了いたしました