
「木もれびの森」概要冊子(PDF版はこちらで)
「木もれびの森ガイド」冊子(PDF版はこちらで)
「木もれびの森保全・活用計画」冊子(PDF版は、こちらで)
「木もれびの森 ルールブック」冊子(PDF版は、こちらで)
「木もれびの森マップ」WEBで見られるようにしました。こちらで。
木もれびの森73haを私たちが残していくメリット・デメリットを考えようと改めて思います。
東京ディズニーランドを選択すべきだったのか?東京ドームを選択したら?もっと現代的な公園にしたら?住宅地にしたら?
緑地として残すことの+ー 考えてみましょう!
一文作ってみました。
木もれびの森は、1973年に「相模原近郊緑地特別保全地区」に指定されました。一帯では森林の伐採が進みましたが、一部の針葉樹は残され、現在もその姿をとどめています。伐採後の土地には自然にクヌギやコナラなどの落葉樹が芽吹き、やがて新たな森が育ちました。
この森は人の手がほとんど加わらずに成長し、原生林の力強さと、二次林としての回復力をあわせ持つ「現代の奇跡の森」ともいえる存在です。単なる風景ではなく、持続可能な未来を象徴する貴重な空間となっています。
森では火の使用が禁止され、自然の姿を保つ努力が続けられています。そこでは多くの命が息づき、生態系が複雑に関わり合いながら保たれています。私たち人間もまた、その一部として存在していることを実感させられます。
木々の隙間には、小さな生命のネットワークが広がり、私たちはそこに寄り添い、共に未来を支える存在として関係を育んでいくことが求められています。森とのつながりは太古から続くものであり、それを未来へと受け継ぐ責任があります。
木が命を終えるときにだけ、最小限の人の手を加え、新たな命の場を整える。そんな共生のかたちが、この森には息づいています。
73ヘクタールに広がる木もれびの森は、手がかかるけれども愛おしい“めんどくさい”存在として、私たちの前に広がっています。そしてそれは、持続可能な未来への道を照らす、かけがえのない森なのです。