10月24日 鶏肉のごま酢かけ

【10月24日の給食】
鶏肉のごま酢かけ、にんじんじゃこサラダ、コーンポテト、磯辺煮、ごはん、牛乳(871kcal)

にんじんは給食でも大変使用頻度の高い食品です。にんじんのおいしい季節は秋から冬です。にんじんはカロテンが豊富ですが、生では体内での吸収率が悪いので、にんじんを食べるときは、油を使って調理すると栄養価の損失が少なくてすみます。にんじんには西洋種と東洋種とがあり、最近はほとんど西洋種になり、三寸にんじんや五寸にんじんなどの短めの品種が中心です。今でも残っている東洋種には、12月後半にお正月用として出回る「長にんじん」や、関西で人気のある「金時にんじん」などがあります。

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10月23日 ★由野台中学校提案献立★鮭のムニエル

【10月23日の給食】
鮭のムニエル、ごまドレッシングサラダ、ブロッコリーのオイスター炒め、ホワイトシチュー、りんごの甘煮、パン、牛乳(833kcal)

今日は「鮭のムニエル」でした。鮭の旬は9月~12月で、肉もよくしまり、味もよく「秋味(あきあじ)」ともいわれています。たんぱく質を多く含んでおり、また脂質の含量も高く、脂溶性ビタミン類やカルシウムなども多く含まれています。さけ肉の外観上の特色は美しい赤色を呈しています。加熱しても褐色とならず赤色をそのまま保っていますが、これは筋肉中にアスタキサンチンという赤色のカロチノイド色素を含んでいるためです。

今日の献立は、由野台中学校2年生の栗本しずさんが考えてくれました。野菜がたっぷり入った、季節感のある素敵な給食でした。

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10月22日 揚げ餃子

【10月22日の給食】
揚げ餃子、ナムル、麻婆豆腐、えび入り海鮮炒め、ごはん、牛乳(824kcal)

麻には「あばた」という意味があります。昔、中国四川省の都に陳森富さんという料理人がいました。この人の奥さんが考え出した豆腐の炒め物を彼女があばた顔であったところから「あばたのおばあさんの豆腐料理」ということで、「麻婆豆腐」と呼ぶようになったという説があります。またこの料理に欠かすことのできない豆鼓(とうち)が黒く転々と入っている様子があばたに似ているところからこの名前がついたという説もあります。

海鮮五目炒めに入っている海鮮はいかとえびです。いか類は、軟体動物のなかで、たこ類と共に発達した脳ときわめて精巧な大きな眼をもっており、高度に分化した動物です。主にスルメイカ、コウイカ、ヤリイカ、ホタルイカなど100種類ほどあります。えびは、海の中、川の中に住むもの全部合わせると2400種類になりますが、食用になるものは限られています。日本でとれるものには、いせえび、くるまえび、しばえび、さくらえびなどがあります。

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10月19日 ★十三夜給食★みそカツ

【10月19日の給食】
みそカツ、ゆで野菜、五目ビーフン、栗入り筑前煮、柿、ごはん、牛乳(898kcal)

十三夜は十五夜に次いできれいな月が見える日です。今日は実りの秋の味「栗」を筑前煮に入れました。栗は木の実なので、ナッツの仲間になります。栗は茹でて食べるほか、栗ご飯、栗きんとん、そしてフランスの代表的お菓子マロングラッセと、いろいろな調理法があります。堅い鬼皮があるので、皮むきはめんどうですが、保存できます。

柿は大別して甘柿と渋柿に分けられます。甘柿では、富有柿、次郎柿、御所柿が、渋柿では、平核無、西条、峰屋がよく出回ります。「桃栗3年柿8年」と言われるように発育には時間がかかります。しかし接ぎ木をすれば、3年位で実を結ぶようになります。柿のしぶ味は、タンニンの一種である「シブオール」というものです。これは、鉄と結合し、鉄の吸収が悪くなり、貧血を起こすことがあるので柿を食べると冷えるともいわれます。渋柿は渋ぬきをして食べるか、干し柿にして食べます。甘柿は、生で食べるほかに、「柿なます」「サラダ」にして食べます。

今日は、栗や柿など、秋の味覚が詰まった給食でした。味わっていただけましたか?

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10月18日 まぐろのステーキ

【10月18日の給食】
まぐろのステーキ、きのこサラダ、青菜の肉みそ炒め、オニオンスープ、パイン、ごはん、牛乳(822kcal)

オニオンスープはたまねぎがたっぷり入ったスープです。たまねぎはカレー、ハンバーグ、シチューにサラダ、たくさんの料理に使われています。ソースやケチャップなどの調味料にも入っています。たまねぎは、染物にも使われます。インドサラサのこがね色やこげ茶色はたまねぎの皮の色です。たまねぎをきざむと涙がポロポロ出てきます。これは「硫化アリル」のいたずらです。でも硫化アリルは、いたずらするだけでなく、疲れをなおしたり、消化を助けたり、魚や肉のくさみを消す働きもしてくれます。

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