10月17日 油淋鶏

【10月17日の給食】
油淋鶏、キャベツの塩こうじ和え、かみなりこんにゃく、もやしとえびの卵炒め、ごはん、牛乳(870kcal)

「こんにゃく」はこんにゃく芋から作られます。土の中に直径3cm位の種芋を植えて3~4年後に収穫します。25cmもの大きな芋ができることもあります。この芋からこんにゃくを作ります。まず、芋から粉を作りこれを水に溶かした石灰で固まらせ、熱い湯につけて仕上げます。こんにゃくの中の「マンナン」というせんいはおなかの中で水といっしょになると、どんどんふくらんで、食べ過ぎを予防したり、お通じをよくします。そのうえ、血管をつまらせるコレステロールを体の外に出してくれます。こんにゃくはまさに「体のそうじ係」ですね。

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10月16日 八宝菜

【10月16日の給食】
八宝菜、いかナゲット、茎わかめとしらすの酢の物、フルーツあえ、ごはん、牛乳(845kcal)

八宝菜の話をします。中国・清朝の西太后が権力をふるっていた頃、宮廷で料理人たちが「すこぶる美味なものをひそかに食べている」といううわさが流れました。これを聞いた西太后がさっそく作らせて食べたところ、たいそう美味でした。そこで、料理名をたずねましたが、料理人たちは答えようがありませんでした。というのも、料理を作ったあとの残りをごった煮したものであったので、名前などなかったのです。そこで、西太后が「数々の宝を集めてつくったようで美味で珍しい料理だから八宝菜と呼ぶように。」と言ったといいます。これが八宝菜の始まりであると伝えられています。

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10月15日 チーズオムカレー&ゆでブロッコリー

【10月15日の給食】
チーズオムカレー&ゆでブロッコリー、アーモンド和え、大学いも、ナン、牛乳(865kcal)

さつまいもを油でじっくり揚げ、砂糖と水、ゴマなどで作った糖蜜をからめたものが、「大学芋」です。なぜこの名前がついたかというと、大正から昭和にかけて、その頃の大学生たちにとても喜ばれたからだと言われています。さつまいもは、中国から琉球(沖縄)、琉球から薩摩(鹿児島県)、薩摩から江戸(東京)という具合に広まっていったので、沖縄では唐いも、鹿児島では琉球いも、そして全国的にはさつまいもと呼ばれています。さつまいもの主成分は炭水化物で、その大部分がでんぷんです。食物せんいは、いも類中最も多く含まれています。ビタミン類の中では、特にビタミンCが多く含まれています。

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10月12日 いとよりとさつまいもの天ぷら(天つゆ)

【10月12日の給食】
いとよりとさつまいもの天ぷら(天つゆ)、帆立と青菜のお浸し、キャベツと厚揚げのみそ炒め、ぶどう&ナタデココ、ごはん、牛乳(841kcal)

てんぷらは桃山時代の終わり頃、ポルトガルの商船が来るようになってから京都に広がった料理です。天ぷらの名前の由来は、スペイン語やポルトガル語の「テンポーラ」でキリスト教の金曜日の祭りの名前からきています。厚揚げは豆腐の水気をとり、油で揚げたもので、普通「油揚げ(薄揚げ)」と呼ばれるものと「厚揚げ(生揚げ)」とあります。今日は厚めの豆腐を揚げた厚揚げをキャベツと豚ひき肉と一緒に炒めて、みそで味付けをしました。

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10月11日 さばの竜田おろしがけ

【10月11日の給食】
さばの竜田おろしがけ、和風サラダ、もやしのカレーソテー、なめこ汁、みかん、ごはん、牛乳(898kcal)

さばはかつお、まぐろ類と近縁の魚で、体が多少平たい「まさば(ひらさば)」と体の横断面が円形に近く体側下方に黒点が多数散在する「ごまさば(まるさば)」の2種があります。秋になると脂がのって一段とおいしくなる魚です。脂身に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の細胞をつくったり、脳の細胞の働きをよくするといわれています。

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