今日の給食は、ごはん、さばのゆずみそ焼き、もやしのおかか和え、きゅうりとしらすの浅漬け、ひじきのカレー炒め、吉野汁、牛乳です。
今日の注目料理は、「吉野汁」です。
吉野汁は澄んだ汁にくず粉を使ってとろみをつける料理です。くずの主産地が奈良県吉野であったことからこの名が付いたと言われています。近頃はくず粉のかわりにでんぷんを使用することが多くなってきています。とろみをつけているので寒い日でも冷めにくく、体を温めることができます。
今日の給食は、チキンピカタ イタリアンソース、マカロニのツナ和え、ほうれん草のソテー、花野菜のサラダ、ごはん、牛乳です。
今日の注目料理は、「チキンピカタ イタリアンソース」です。
ピカタはイタリア語で「刺す」という意味の言葉が語源のお料理で、フォークにさして裏返すことができるほど薄い肉を使用します。イタリアでは薄い肉に脂身の多い生ベーコンを刺し、不足する脂肪を補う調理法として用いられてきました。日本では豚肉に下味をして、小麦粉をまぶし、溶き卵をつけて焼いた「ポークピカタ」がよく知られていますが、今日の給食では鶏肉を使用したチキンピカタに、トマトやチーズで作ったイタリアンソースをかけてみました。お肉の下味にはバジルもほんのり効かせていて、本場イタリアの味に近付けています。味わって食べてもらえたら嬉しいです。
今日の給食は、麦ごはん、黒酢酢豚、海鮮パオズ、もやしの中華サラダ、フルーツ杏仁、牛乳です。
今日の注目食材は、「黒酢」です。
黒酢は、黒くコクのあるお酢で、まろやかな味わいが特徴です。一般的なお酢が精米を使用して作られる一方で、黒酢は玄米を原料にしてつくられています。今日は給食でおなじみの酢豚を黒酢バージョンにしてみました。いつもと一味違う黒酢の味わいを楽しんでもらえたら嬉しいです。
今月の食育の日は、世界のお料理から「タイ料理」の登場です!献立は、ガパオライス、パットパック・ルアムミット、パッタイ、トムヤンクン、ごはん、牛乳です。タイ料理は辛いという印象が持たれがちですが、同じくらい酸味とうま味も特徴的となっています。
ガパオライスは日本語でバジル炒めごはんを意味します。ガパオライスに使用するバジルは、「ホーリーバジル」という品種で、一般的なスイートバジルと比べて強い香りとスパイシーな風味が特徴です。
パットパック・ルアムミットは彩りの良い野菜を使った、野菜炒めのようなものです。給食では、にんじん、ブロッコリー、マッシュルームを使って彩りよく仕上げています。
代表的なタイ料理のひとつであるトムヤンクンは、世界三大スープのひとつともいわれます。えびやナンプラーのうま味とレモンの酸味、唐辛子の辛味が独特な味を作ります。
異国情緒あふれるタイのお料理を味わってもらえたら嬉しいです。