吸わない人に吸わせていませんか?
本人が喫煙していなくても、他人のたばこの煙を吸わされてしまうことを「受動喫煙」といいます。
受動喫煙での年間死亡者数は推計で約1万5,000人!※出典:厚生労働省ホームページ
受動喫煙は次の病気のリスクを高めます
●脳卒中
●虚血性心疾患
●肺がん
●乳幼児突然死症候群(SIDS) など
◎間違えやすい受動喫煙防止対策
次の方法では、受動喫煙を防ぐことはできません。
★ベランダで吸う
近隣の家にたばこの煙が流れる可能性あり
★換気扇の下で吸う
有害物質を除去しきれない
★加熱式たばこを吸う
紙巻きたばこと同様に、有害物質が発生
◎受動喫煙をなくすためには
★車内に子どもや非喫煙者がいるときは喫煙しない
★人が集まりやすい場所では喫煙しない
★子どもや妊婦など、特に配慮が必要な人が集まる場所の近くでは喫煙しない
《11月19日は世界COPDデー》その息切れや咳、COPDかも?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?
息切れや咳が続く病気です。喫煙習慣のある中高年に発症することが多く、肺の生活習慣病といわれています。初めは無症状で進行し、悪化すると命に関わります。
◎当てはまったらCOPDかも 早めに医療機関を受診しよう
●40歳以上である
●たばこを長期間吸っている(吸っていた)
●咳やたんが続いている
●階段や坂道などで息切れしやすい
◎予防も治療も、まずは禁煙から
●薬局で薬剤師との相談で購入できるニコチンパッチやニコチンガムを使用
●医療機関で禁煙治療を受ける
※禁煙治療に健康保険が適用される医療機関などは、市HPを参照
●市の禁煙チャレンジに申し込む
保健師が電話か面談で3カ月間禁煙をサポート(初回面談時、希望者に尿中ニコチン検査と呼気検査を実施)
月~金(祝日等を除く)8:30~17:00、緑区合同庁舎、津久井保健センター、ウェルネスさがみはら、南保健福祉センター


