大雪になると、公共交通機関の運休や道路渋滞など、大きな影響が出ます。
大雪のときは不要不急の外出を避けましょう。
また、いざというときのために、大雪への備えをいま一度確認しましょう。

◎大雪で心配なことは?
●停電や電話の不通
●ドアの前に雪が積もり、建物から出られなくなる
●車が利用できなくなったり、出先で車が立ち往生したりする
●店舗では食料や生活品、燃料などが品切れになる
●住家やカーポート、ビニールハウスなどが損壊・倒壊する

1.大雪に備える
●水や食べ物、燃料、生活物品などを備蓄しましょう(推奨は1週間分)。
●長期の停電に備え、カイロや防寒具、懐中電灯などを用意しましょう。
●スコップや除雪用具を常備し、点検や整備を行いましょう。
●薬を服用している人は、薬を切らさないよう少し多めに確保しましょう。
●車は冬用タイヤに付け替え、チェーンや立ち往生した場合のスコップや毛布、長靴などを車内に準備しましょう。

2.除雪作業での事故に気を付ける
●作業は2人以上で行いましょう。
●低い屋根でも油断は禁物です。
 転落死亡事故のうち6割が1階の屋根からの転落によるものです。
●作業開始直後と疲れたときは、特に慎重に作業しましょう。
●高いところで作業するときは、はしごを固定し、命綱とヘルメットを装着しましょう。
●晴れの日は特に屋根の雪が緩んでいます。足元だけでなく、頭上から滑り落ちてくる雪にも注意しましょう。
●作業中も携帯電話を所持しましょう。

3.積雪による事故などに気を付ける
●路面の凍結などにより、交通事故や歩行中の転倒事故が起きやすくなります。
●普段よりも時間に余裕を持って行動しましょう。
●車を運転する場合、車間距離を十分取り、急ブレーキを避け、余裕を持って停車しましょう。

4.雪崩にも警戒
●屋根に積もった雪は、湿った雪の場合、1立方メートルあたり500kgにもなることがあり、急に滑り落ちてくることがあります。軒下や倒壊しやすいカーポートなどには近づかないようにしましょう。
●急な積雪や気温の上昇の際には、雪崩の危険性が高まります。
 台風第19号で土砂災害が発生した地域は、地盤が緩くなっている可能性があるため、特に気を付けましょう。

問い合わせ⇒緊急対策課 042-707-7044