10月は乳がん月間です。
「がん検診」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
女性が生涯で「がん」と診断される確率は約48%、およそ2人に1人と言われています。
今回は、女性特有の乳がん・子宮がん検診について、受けるメリットをタイプ別にお伝えします。
未来のあなたと、あなたの大切な人たちのために、がん検診について考えてみませんか。
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/kenko/1007240.html

【あなたは楽天家・せっかち・倹約家の中ならどのタイプ?】
*楽天家タイプのセリフ
「健康だから大丈夫。そのうち検診を受ければいいか」
早期がんは自覚症状がほとんどありません。健康を実感しているときこそ検診を!
子宮頸(けい)がんは20歳代、乳がんは30歳代から増加します。定期的にがん検診を受診することで、がんを早期に発見できます。
特に子宮頸がんは、子宮がん検診で早期に発見・治療ができれば、妊娠や出産の可能性を残すことも

*せっかちタイプのセリフ
「忙しいから、検診に時間はかけられないわ」
気付いたらスマホを眺めて20分経過…女性のがん検診にかかる時間もその程度。健康のために時間を使えるってすてきです!

●市のがん検診の受け方
2種類から検診を選んでください
1.集団検診
 市内の小学校や保健センターでさまざまながん検診をまとめて受けられます(土日祝の実施あり)
2.施設検診
 乳がんは約50カ所、子宮がんは約30カ所の市内協力医療機関で、ご自身の都合に合わせて予約ができます。
※検診の予約について詳しくは下記検診に申し込もう参照
●検査開始から終了までは、数分(子宮がん検診)から20分程度(乳がん検診)です。

*倹約家タイプのセリフ
「どのくらい費用がかかるの?高いなら受けたくないな」
お財布のひもが固いのは大切なことですが、ためたお金を使えるのも健康であってこそ。市の検診を利用すれば、費用も抑えられます。

●市の女性のがん検診費用の目安
マンモグラフィなら費用は2,000円。ランチ2回分程度です!
子宮がん検診は20歳以上、乳がん検診は30歳以上の人などに受診券を送っています。受診券を使えば、1~3割の自己負担で受診できます。

☆検診に申し込もう まずは選択
*集団検診・・・市コールセンター042-770-7777、から申し込み
 集団検診の日程や会場は、市HPなどをご覧ください。
*施設検診・・・受診券が必要
 受診券あり 協力医療機関に直接予約!
 受診券なし 市コールセンターから申し込んでください。
その他、市のがん検診については市HPをご覧ください。

☆検診+α セルフチェックの習慣を 乳がんは自分でも異常を発見できる可能性あり 
 毎月1回のセルフチェックを習慣にしましょう。もしも気になる症状がある場合は早めに医療機関の受診を!
※セルフチェックは、乳腺の張る月経前1週間を避けて
※セルフチェックでは発見できないがんも。定期的な乳がん検診を忘れずに

【見てチェック】
両腕を上げて乳房をチェック
ひきつれ・くぼみ・ただれはありませんか?
【触ってチェック】
「の」の字を描くように触り、乳首を軽くつまんでチェック
乳房のしこり・脇の下のしこり・乳頭からの分泌物はありませんか?

☆保健師からのアドバイス
市の乳がん・子宮がん検診の受診率は20%弱で、国の目標値(50%)に届いていません。
ほかのがんと違い、若い世代から発症することが特徴の乳がん・子宮頸がん。
「あのとき受けていれば・・・」そんな思いをしないためにも、検診を受けましょう。

問い合わせ⇒健康増進課 042-769-8322