■「共に生きる」とは
障害のある人もない人も社会との関わり方はさまざま。
相模原市でパラスポーツや支援に関わる人の思いを広報さがみはら12/1号で紹介しています。
市内で暮らしている障害のある人や支援している人の姿から、誰もが幸せに生きられる社会とはどのようなものか、そのヒントが見つかるかもしれません。

■情報発信サイト「さーくる」
障害への理解を進める情報発信サイトです。
https://sagamiharashi-shougai.com/

◎誰もがいきいきと笑顔で暮らせるために 地域みんなでささえあう
12/1号では、パラスポーツ、ボランティア、福祉施設の職員など、さまざまな立場の人から話を伺いました。
「共にささえあい 生きる社会」に向けての思いや行動は人それぞれです。
その中でも、私たち全員の願いや、大事にしなくてはいけないことは、共通しているのではないでしょうか。

●温かい心で、全ての人の命を大切にすること
●お互いに相手の個性を認め合うこと
●誰もが自分らしくいきいきと暮らせること
●障害がある人の生きづらさとなる壁や偏見、差別をなくすこと
誰もが幸せに、当たり前の日常を過ごすため、私たち自身がしたいこと、できることがどんなことか考えてみませんか。

■Step1 障害を正しく理解しよう
障害は誰にでも起こり得る身近なものです。
障害は多種多様で、同じ障害でも一律ではありません。
外見では分からない障害もあります。
周囲の理解や配慮があれば、自立した生活や就労など、できることが多くあります。

《ヘルプマークを知っていますか》
外見では分からない障害や難病のある人が、援助や配慮を受けやすくするためのマークです。
《ヘルプマークを配布しています》
対象⇒義足や人工関節を使用している、内部障害や難病がある、妊娠初期など、援助や配慮を必要としている人
申込書等配布場所⇒高齢・障害者福祉課、各高齢・障害者相談課、各保健福祉課
《ヘルプマークを見掛けたら…》
バスや電車で 席を譲る 駅や商業施設などで 困っていたら声を掛ける
災害時は 安全に避難するための支援をする などの配慮をお願いします。

■Step2 できる範囲で、配慮と工夫をしよう
障害のある人に対して、自分は何ができるか考えてみましょう。

困っている人を見掛けた 「お手伝いできることはありますか」と声を掛けましょう。
視・聴覚に障害のある人は、身の危険に気付かない場合も 声掛けのほか、体に触れるなどして、危険を知らせましょう。
「障害があるから」と決めつけない それぞれの個性や能力を認め、活用することを一緒に考えてみましょう。

《合理的配慮を知っていますか》
障害のある人が何らかの対応を必要としている場合は、合理的配慮が求められています。また、障害者差別解消法では、公的機関や企業などが、障害を理由として不当にサービスの提供を拒否・制限することなどを禁止しています。
例えば…
視覚に障害のある人を支えて案内する
聴覚に障害のある人に筆談で説明する
合理的配慮とは?
障害のある人から助けを求められたときに、その人が感じるバリアーを取り除く、軽減するなどの配慮をすることです。
内閣府「合理的配慮サーチ」 https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/