続いて、「非常持ち出し袋」についてです。
子連れで、子どもに必要な袋を持ち、親に必要なものを持ったら、とてもじゃないけど一人では持てない
そうなんです。その通りなんです。
でも自宅にいても危険だし、避難所に行こうと思ったときに、何を入れておいたらいいのでしょうか。
避難所に持って行くものは、『1次の備え 非常持ち出し品』になります。
家庭や勤務先……1日の多くを過ごす場所には「非常持ち出し品」を備えましょう!
とっさの時に、さっと持ち出して逃げられるコンパクトな1バック。
 ●被災の1日、命が安全なところに逃げる時にこれだけは持っていたい、という最低限の備え。
 ●合わせて頭・足元を守って逃げられる備えも。
 ●どこに置く?玄関・寝室……持ち出しやすいところに。車のトランクに予備を置くのも良い。
非常時に備える3ステップ。 まずは、1次から。 ついで、0次・2次も。
0次の備えとは、「非常持ち出し品」として備えるものの中から、携帯ができそうなものは、いつも使うバックや、ポケットに入れ、身につけておこうというもの。
お子さんの育児グッズを入れたママバッグはまさにコレなんですね。
2次の備えとは、非常時、ライフラインが途絶え、もしも助けの手が届かなかったとしても、何日間かは自給自足してしのげる物品を備蓄すること。
 ●キッチンや、押し入れ、ガレージ、物置などに、ケースにまとめ取り出しやすく、持ち運びしやすく。
 ●飲食など消耗品は、少なくとも3日間分~備えたい。
 ●ライフラインが止まった家で、被災生活を過ごすことになるかもしれない時に、安心なセットを考えよう。
このチェックリストが、減災グッズチェックリストとして、紹介されています。
ダウンロードできますので、ぜひ見てみてください。
あなた自身、あなたの家庭、通勤・通学先の備えを検討できるようなリストになっています。
http://www.dri.ne.jp/utility/utility_checklist
日本語版のほか、英語・中国語・韓国語版があります。
【阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター(http://www.dri.ne.jp/)の「減災チェックリスト」】
このチェックリストを見て、普段から持ち歩くママバッグプラス、持って行きやすい形態の袋を考えてみるといいですね。