第22回光が丘小学校「犬とのふれあい方教室」

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動物介在教育@小学校

2022年4月27日水曜日

相模原市立光が丘小学校に於いて

「犬とのふれあい方教室」を開催しました。

今年で6回目となります。

コロナ禍前は視聴覚室で開催していましたが、今年も密を避けるために、広い体育館が会場です。

前の週に体育館に慣れる合同練習をしたので、犬たちは落ち着いて楽しめたと思います。

1年に一回、新1年生を対象に犬という動物を知ること、そして正しくふれあうための動物介在教育として行っています。

今年は、ヨーキーミンたんチワワひめちゃんラブラドールロッキーの3頭が訪問しました。

体育館で犬たちだけでウォーキング
体育館で犬たちだけでウォーキング

例年、2年生以上の児童と8時30分からのウォーキングタイム後に開催していますが

今年は生憎雨天のため、ウォーキングは中止となり、ふれあい方教室のみとなったので、

時間までは、体育館で犬たちだけでウォーキングをしました。

犬は黙々と歩くことで精神的に落ち着いて

普段通りの穏やかな精神状態でいられます。

時間になると新1年生2クラス60名が元気よく入ってきて

ご挨拶をしました。

犬たちの名前と年齢、そして自己紹介として得意なことを披露し、

子供たちからたくさんの拍手と歓声が響き渡りました。

ミンたんマテとオイデ披露
ミンたんマテとオイデ披露
ひめちゃんはロッキーくぐりとジャンプ披露
ひめちゃんはロッキーくぐりとジャンプ披露
ロッキーは歌に合わせてタンバリン叩きを披露
ロッキーは歌に合わせてタンバリン叩きを披露

その後は、犬クイズで「働く犬」や「犬と人間の違いと同じところ」

そして「命」についてをお話しました。

犬クイズでは、たくさんの手が上がりました。

色々な答えがある中、私たちが思っている以上に子供たちには犬に対しての知識があるんだな~と感激しました。

犬と人では見た目では違いがたくさんあるけれど、

それぞれに性格があり、それぞれにたった一つしかない命があるということを

子供たちの心の中に残ってくれれば嬉しいです。

そして犬と仲良くなる方法、正しいふれあい方をレクチャーしました。

まずは飼い主さんにご挨拶して

「犬に触ってもいいですか?」と必ず聞いて「いいですよ」と言われてから

手の平を握ってグーにして

犬に嗅いでもらうという方法です。

犬がグーの匂いを嗅いでくれたら

グーを開いて顎から触り、受け入れてくれたら頭を撫でられます。

担任の先生に挑戦してもらいます
担任の先生に挑戦してもらいます
先生がとても良いお手本となりました
先生がとても良いお手本となりました

先生方はとても上手に挨拶とふれあいができ、子供たちも拍手で盛り上がりました。

 その後は、子供たちと犬のふれあいタイムです。

密を避けるために、間隔をあけて子供たちに輪になって座ってもらい、

犬たちが1人ずつ回っていく方法にしてみました。

動物アレルギーのある子や犬が苦手という子は、赤白帽子を被ってもらい、輪の外側に座ってもらってふれあいの強制はしないのですが、

自ら触りたくて輪の中に入って来てくれる子もいました。

ミンたん
ミンたん

犬との正しい挨拶の仕方は、

普段の生活でも、お散歩中の犬と会った時などにも

大いに役立ってくれると思います。

ロッキー
ロッキー
ひめちゃん
ひめちゃん

 コロナ禍のふれあいタイムは、本当に気を遣いますが

どうしても密になることは避けられません。

修了後に手洗いと消毒を担任の先生にお願いしますが、

コロナのリスクよりも子供たちの情操教育を優先している学校側に頭が下がります。

今後は毎月ウォーキングタイムに参加をしていきます。

ウォーキングタイムのあとは、ひと学年のみ犬とのふれあいタイムを設ける予定となっています。

しっかりとした感染対策を工夫しながら、楽しい時間を作れるよう努めていきたいと思います。

ひめちゃん、ミンたん、ロッキー、楽しい時間を過ごせたね。

子供たちの輝く笑顔と元気パワーを分けてもらえたような時間をありがとうございました。

ハンドラーの皆さん、サポートボランティアの皆さん、早朝から本当にありがとうございました。

 今回相模原市保健所の動物愛護推進委員会の方々も見学にいらしてくださり、

準備や片付けなどもお手伝いいただきありがとうございました。

そして、体育館という特殊な場所に慣れる練習をさせてくれた小学校側のご理解とご協力に、

また事前準備や細やかなご配慮をして下さった美沙子先生、

1年生の担任の先生方、校長先生に心から感謝しています。

来月からの朝のウォーキングもよろしくお願いします。

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