11月8日 ホキのから揚げ 野菜あん


【11月8日の給食】
ホキのから揚げ 野菜あん、ブロッコリーのマヨおかか、青菜ともやしの塩炒め、鶏くるみそぼろ、ごはん、牛乳(891kcal)

今日は「こしょう」についてお話します。
こしょうには、白こしょう、黒こしょう、赤こしょうなど、様々な種類があります。実の色は違っても、全て同じこしょうの木からとれます。こしょうの木は赤い実をつけます。これをそのまま収穫したものが赤こしょうです。白こしょうは、赤い実が成熟してから収穫し、皮を機械や水洗いで取り去り、残った実を乾燥させたものです。黒こしょうは実が熟す前に取り入れ、皮ごと乾燥させたものです。つまり黒くなるのは、もともとは赤い皮が乾燥し、黒くなったものなのです。

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11月7日 いかのカレー揚げ


【11月7日の給食】
いかのカレー揚げ、キャベツの甘酢和え、塩肉じゃが、豆腐のすまし汁、甘夏みかん、ごはん、牛乳(850kcal)

今日は、いかのカレー揚げに使われている「片栗粉」についてお話します。
現在市販されている片栗粉の多くは、ばれいしょ(じゃがいも)から作られています。しかし、もともとはユリ科の「カタクリ」の根からとれるでんぷんを使用していました。明治時代以降に北海道でばれいしょの栽培が勧められ、安く大量に生産されるようになりました。ばれいしょを原料とするでん粉は、カタクリを原料とするでん粉と同じような性質を持つため、片栗粉として使用されるようになったのです。このように、ばれいしょでんぷんが片栗粉と呼ばれるようになったのは、性質が似ていることによるのです。

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11月6日 揚げぎょうざ


【11月6日の給食】
揚げぎょうざ、ナムル、花がんもの煮つけ、えび入り海鮮五目炒め、ごはん、牛乳(840kcal)

今日は、えび入り海鮮五目炒めに使われている「きくらげ」についてのお話です。
きくらげはキノコの一種で、ブナやカエデなど広葉樹の枯れ木に生えます。漢字では「木耳」と書きます。きくらげの形が耳に似ていることからこのように書かれています。クラゲのようなコリコリとした食感からきくらげという名前が付けられました。中国では、昔から不老長寿の妙薬として大切にされてきたんですよ。

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11月2日 由野台中学校提案献立


【11月2日の給食】
ぶりとれんこんの甘辛和え、ひじきの五目煮、ほうれん草とゆばのお浸し、さつまいもとりんごの甘煮、しいたけと大根のみそ汁、ごはん、牛乳(896kcal)

今日は由野台中学校2年生、新垣日菜乃さんの提案献立です。
テーマは「食欲の秋!旬の食材をおいしく食べよう給食」です。れんこん、ほうれんそう、さつまいも、りんご、しいたけ、にんじん、だいこんと、テーマどおり旬の食材をたくさん取り入れた美味しい給食でしたね。れんこん、にんじん、だいこんといった根菜類には、胃腸の働きを高めて体を温める作用があります。また、りんごには疲労回復作用があります。
栄養たっぷりの旬の食材を食べて、健康な体を作りましょう。

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11月1日 鶏肉のごま酢かけ


【11月1日の給食】
鶏肉のごま酢かけ、白菜の塩こうじ和え、にんじんじゃこサラダ、秋の煮物、柿、ごはん、牛乳(841kcal)

今日の給食は十三夜給食ですね。
中秋の名月の後なので、「後(のち)の月」と言われています。また、十三夜には栗や枝豆を供えることから、「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」ともいいます。
今日の秋の煮物の中にはその「栗」が入っています。そこで、栗の歴史についてお話したいと思います。日本では、石器時代の遺跡から炭になった栗が見つかり、数千年も前から栗を食べていたことがわかります。栗の実だけでなく、栗の木も家屋や神や先祖を祭る際の建物などに利用されました。栗の実や木は神聖な場所やお供え物にも使われていたことがわかっています。
戦国時代には、栗の食料としての価値や縁起のよさに武将が目を留めて栽培を勧め、干した栗を「かちぐり」として兵士達に持たせ、士気を高めました。このように栗は、昔から日本人に親しまれてきたのです。

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