博物館実習 共通実習

8月1日から博物館実習が始まりました。大学からの依頼に基づき、学芸員資格取得を目指す学生を受け入れています。今年度の実習生は18名です。

8月1日〜3日の3日間は共通実習で、全員が同じ内容で実習を行います。

初日の8月1日は講義と施設見学です。

学芸業務についての講義

機械室の見学

天体観測室の見学

2日目の8月2日は資料の取り扱い実習です。自然系資料と人文系資料の取り扱い、土器の梱包実習を行いました。

自然系資料の取り扱いでは、ボランティアの方々のご指導を受けながら押葉標本の作成しました。

人文系資料の取り扱いは掛け軸や巻物を扱いました。

土器の梱包の様子です。

3日目の8月3日は展示解説の実践です。常設展示室から資料を1点選んで、3分間の展示解説をします。実習生や学芸員の前で解説します。午前中は解説をする資料の選定をして、解説のシナリオを作成します。

解説のシナリオを作成中

午後からは、一人ずつ常設展示室で展示解説を行いました。

自然歴史展示室入り口にあるマンモスを解説しています。

皆さん、かなり緊張していたようです。それでも、クイズを出したりしながら工夫を凝らして解説を行っていました。

共通実習の後は分野別の実習となります。日程は分野によって異なります。

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