相模原市南区当麻地区の地質調査3/2

3月2日(金)は午後から相模原市南区当麻地区の地質調査を行いました。

「子の神(ねのかみ)坂」の切り通しでは段丘礫層と関東ローム層が観察できます。段丘礫層は昔の川原の堆積物です。

「子の神坂」の近くには笈退(おいしゃり)の泉と呼ばれている湧き水があります。

笈退泉に向かう途中でも段丘礫層と関東ローム層を見ることができます。

笈退泉の南、市場集落の近くにも湧き水があります。

無量光寺の山道では段丘礫層と泥流堆積物が見られます。泥流は泥と水の混ざったものが河川などを流れ下る現象です。通常の洪水よりも泥の割合が高いのが特徴です。

2時間程度の調査でしたが、いろいろなものを観察することができました。

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