朝、博物館に向かう道すがら、クモの観察をしていると、ジョロウグモが妙な姿勢をしているのに気づきました。
先日は、雨の日に普段とは違う姿勢をとっている事を紹介しましたが、今日の原因はどうやら暑い日差しのようです。
腹部先端(つまり、お尻の先)を太陽の方向に向けて、日に当たる面積を最小にしているように見えます。
そうやって体温上昇を防ぐ行動がある事は知っていましたが、実は半信半疑でした。
しかし、付近の日当たりの良い場所にいるジョロウグモが皆、同じ方向(太陽の方向)にお尻を向けているのを見ると「どうやら本当らしい」と思わざるを得ません(木陰にいる個体はそういう行動をとっていませんでした)。
これ、太陽の方位・高度と、ジョロウグモのお尻の方位・角度を比較すると、面白い結果が出そうです。どなたかやってみませんか?
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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