普通救命講習Ⅲ(小児・乳児対象)を受けてきました

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2020年1月27日(月)午前 中央区消防指令センターで開催された、普通救命講習Ⅲを受講してきました。

この講習は、特に小さいお子さんの呼吸停止・心停止への対応プログラムで、保育士さんなど女性の方の受講が多いのが特徴です。小さいお子さんの場合は、異物を飲み込んだ事による呼吸困難から起きることが多いという事でした。背中を叩いて異物を吐き出させる方法も、「そ~っと」やっても効果はなく、ある程度の力を掛けることが「愛情」との事。人形を使った講習ではありましたが抱いた感触がリアルで少し戸惑いました。

AEDの使用が必要となるのは、成人/高齢の方ばかりではありません。子ども、乳児も呼吸・心停止の場合は必須の器具となります。この場合、「子ども・乳児」向けに少し知識が必要です。

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成人の場合と子どもの場合の「大きな違い」は何か?

それは、「成人の場合は単独行をするので、傍に誰か居ない場合が多い」が「子どもの場合は、必ずと言ってよいほど、傍に誰かいる」という事です。その、「誰か」が適切に処置を行うことによって救命率が高くなります。家庭や学校以外でも、どこか公園だとかお祭りのイベントなど「あなた」が丁度傍にいる・・・事もありえましょう。その時に、救命法を知っていたら、経験されていたら、率先して助けてあげましょう。119番するのは当然としても、自分の「手」を差し伸べたい。

機器の基本操作は、「繰り返し訓練」する事によってこそ「まさかの時」に役立ちます。何かの機会を捉えて講習に参加されてはいかがでしょうか?それが、貴方の「大切な人」にとって大事な「御守り」になりますように。

1月26日(日)は、プラレールで遊ぶ元気な子たちと一緒でしたが、’治に居て乱を忘れず’、’備えあれば憂いなし’です。(さ)