高齢者支援センター(地域包括支援センター)って高齢になってから行く所?

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答は「はい」でもあり、 「いいえ」でもあります。

高齢者支援センターは、文字どおり「高齢者のためのサポート」を行う場所ですが、高齢の親御さんをお持ちの「あなた」にこそ、その存在と意味を知って欲しいのです。そして、思い切り活用して欲しいのです。

もし、ご両親のご病気やケガが心配、認知症になったらどうすればいいのか?今から出来ることは何なのか?
と思ったら、行くなら「今でしょ!」

南橋本地区を担当するのは、国道16号線沿い、清新小学校の近くの「清新高齢者支援センター」となります。
このセンターの菅原センター長さんにお会いして「どういう場面で頼りにしてほしいか?」を、聞いてみました。

支援センター内事務所風景

菅原センター長さん曰く

①この支援センターは、
高齢者の方々のための介護保険に関連する支援や、未病対策・健康増進、認知症への対応などを行っています。「お世話になりたくない」と仰る向きもあろうかと思いますが、 「転ばぬ先の杖」として私達を使って下さい。様々な症状が重篤になった後では、それからのケアが大変になります。是非とも、体力・筋力低下予防のため、又、介護保険制度を使う「その時」を想定して事前に「介護保険の仕組み」などを知る機会を作って下さい。私たちは、いつでも貴方の側にいます。

②この支援センターは、
社会福祉協議会・民生委員の皆さん・老人クラブ・自治会の皆さま、多くの方に支えられています。「地域での繋がり」がお互いに手を差しのべあう鍵なのです。例えば、ラジオ体操の会や健康マージャンの会、歌の会など、多くの自発的な活動によって成り立っています。これらを企画・運営する側も、参加して楽しむ側も「同じ、地域の人たち」です。センターは、お年を重ねてからも 「生きがいのある生活を維持増進できる、地域づくりのきっかけを発信するセンター」でもありたいと思っています。

③この支援センターは、
介護保険の申請から始まって、種々のサービスを受けるまでの「ご案内」をさせて頂きます。皆様が必要とされるサービスは個人の事情によって千差万別です。どのように利用するのが「自立を助け」かつ「介護負担を減らす」のでしょうか? 是非、私達に聞いて下さい。私たちは、福祉行政との繋ぎや福祉に係るサービスに関する専門職です。 専門職の我々と一緒に考えていきましょう。ご相談は無料です。お気軽にご利用下さい。

(10月9日(金)台風14号の影響の中、センターでお話いただいた内容を記載しました(さ))

下記の画像をクリックすると「いつもおそばに」の冊子がPDFでご覧になれます。

s-20201015 清新高齢者支援センター