9月1日は「防災の日」でした。さて、何かしましたか?

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毎年9月1日は、「防災の日」と決まっていますが、さて、今年は「何かしましたか?」

コロナの話、パラリンピックの話、熱中症警戒アラートなど、目の前のニュースや情報が沢山あって、防災は「影が薄く」なっているのかもしれません。

防災の日の要は「備えが出来ていますか?」です。

発災した場合の「自分の命の守り方~家具の固定等」「当面を生き抜くための備蓄食料や機材」などの「備え」をもう一度振り返ってみる事が重要です。

当自治会での最近の動きで、防災関連に関する新しい動きを2つほどご紹介します。

1)防災倉庫の増設と、防災機材の充実
当自治会の地域内で、相模線の線路の「西側」には防災倉庫が1つもありません。そこで、「南橋本公園」の一角に、防災器具を格納出来る倉庫を設置する計画を進めています(2021年度に実施予定)。また、自治会として保有している防災器具の数も、中央区が示しているガイドラインに届いていない状態ですので、少しづつ「充実」させたいと考えています。(南橋本公園には、小さい倉庫が1つ、今もありますが清掃用具だけで防災器具は保管されておりません)

防災倉庫の設置予定場所の検討

2)小山小学校避難所備蓄倉庫の見学
大地震の発災時に、小山小学校が避難所として開設されますが、さて防災機器や、その保管の状態は・・・
避難所運営協議会のメンバーも2021年度として任命されていますが、実際にはコロナ禍により、「集まる事」さえできずにいます。

今般、8月30日(月曜日)、小山小学校のご厚意により、子ども達の帰宅後に備蓄倉庫の見学をさせていただく機会を得ました。やはり課題は、避難所開設という「バタバタ」の状態の中で、
・いかに必要なものを、
・素早く、
・必要数取り出してセットアップ出来るか・・・
という点です。一度でも、現場の様子を見ておいたほうが「動き」がスムースになると思い、今回は写真撮影による360度画像の作成を行いました。(ここでは、ご紹介出来ません。悪しからず)

この画像などを、運営協議会のメンバーの「事前学習の機会」に活用したいと考えています。

◆災害は忘れた頃にやってくる・・・ものですので、少なくとも「月に1回」いや「年に1回」は、忘れる事なく、何が必要か?の視点で、考えていきたいものです。あ、9月は「防災月間」でした。今からでも、遅くはありません。(さ)