活動報告(令和6年度)

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交流ボウリング大会

令和6年6月29日(土) 特定非営利活動法人相模原ボランティア協会主催により相模原パークレーンズ(相模原市中央区)において障害者中心の参加者約50名と多数の参加により開催されました。
今年も相模原パークレーンズ様のご厚意によりワンフロア提供していただき大変感謝しております。

コロナ前は毎年2月に「新春ボウリング大会」として開催されていた大会が「昨年度より『交流ボウリング大会』と名称を変更して6月に開催されるようになりました。
昨日の雨も上がって気温も上昇しやや蒸し暑さを感じさせる中でいつもより少し静かな戦いが繰り広げられました。
当協会からは男女5名が参加し、初出場優勝という快挙とブービー賞の見事な?成績を収めたひとが生まれました。
一方で本来の実力が出しきれずにストレスを感じると言う人や、レーンの油の引き方が自分に合っていないなどと言う人もいて悲喜こもごもの表情がありました。
今回は隣のレーンに越境するようなアクロバティックな風景はありませんでしたが、ガーターガードをすり抜けてガーターにするパフォーマンスを見せる人もいて相変わらず何かを見せてくれる大会となりました。
最後は全員来年の健闘を誓い合って参加賞をいただいて会場を後にしました。

「あしらせ」体験会

令和6年6月4日(火) 相模原市立視覚障害者情報センターにて相模原市委託事業「視覚障害なんでも相談サロン」のイベントとして実施しました。

「あしらせ」は視覚障害者の歩行をサポートする製品として視覚障害者の間で話題になっており、実機により体験がしたいとの要望が多くあったため株式会社Ashirase(あしらせ)様にリクエストしたところお二人のインストラクターが来訪されとても丁寧に対応してくださいました。

まず30分ほど機能などについての全体説明を聞いたあと実機によりひとりずつ15分程度室内で体験しました。

体験内容は、
・実機がどのようなものか実際に触って靴への取り付け方を習う
・自分の靴にあしらせを取り付け
・ 室内で体験するモードで、ナビゲーション中どういう場面でどういう振動がくるか、実際に体の向きを変えたりして体感
というものでした。

体験者から出された意見としては、
・足に密着していないと振動を感じにくい
・靴下型のデバイスがあると良い
・靴だけでなく腰などに付けても使えるような考慮をしてほしい
・横断歩道や踏切の手前で振動で知らせてほしい
・歩行中に使うアプリ(OKOなど)があればワンストップで使えるようにしてほしい
・日常生活用具の対象とすべく価格体系の設定
・屋外での体験もしてみたい
などでした。

定員は先着10名でしたが、当日現場での参加希望者があるなど大変好評でした。
また屋外での体験希望もあり検討したいと思いますが、秋に発売予定の改良製品に大いに期待したいと思います。

女性部第一回ほっと・サロン

令和6年5月22日(水) 横浜市 山下公園周辺へのピクニックが総勢31名(含む付添者)と多数の参加者により開催されました。

以下主催者報告をお届けします。
元町中華街駅で 集合したのち 山下公園へ徒歩で移動。
集合写真撮影後 自由行動ということで 見ごろを迎えていたバラに触れて香りを楽しむ人。
中華街へくりだしゆっくり食事を満喫した人。
近くのホテルでランチを楽しむ人。
人形の家に出かけた人などなど。
お天気にも恵まれ 心地よい海風がふくなか みなさん思い思いに楽しんでいました。
会員の方からは 「久しぶりにきました。 海風が気持ちよかったです」
「バラが見ごろでよかったです。」
などの感想がよせられました。
昨年は「相模原麻溝公園」へのピクニックが雨で中止となったため2年ぶりのピクニックでしたが皆さんに好評でとてもよかったです。

次回の「女性部第二回ほっと・サロン」は10月を予定しており改めてご案内しますので、多数の参加をお待ちしております。

令和6年度相模原市視覚障害者協会(相視協)通常総会・研修会

令和6年5月18日(土) 相模原市立市民会館 2階・第2大会議室にて開催しました。

司会者にて出席者ひとり一人の自己紹介による会員資格確認を行い、会則の規定の定足数が充足していることを確認し、総会の開催が宣言されました。

続いて宇都木会長による挨拶があり以下について熱く述べられました。
・相視協が発足後46年目に入ったこと
・福祉の充実に対する先輩諸氏の地道な活動への謝意
・協会活動を支えてくださっているボランティアの方たちへの謝意
・協会活動だけでなく点訳赤十字奉仕団員として長年ご活躍の賛助会員さんで体調を崩されて療養中の方の一刻も早く元気になられることへの思い

その後議長および議事録署名人選任が行われ議長による議事が進められました。

まず令和5年度事業報告及び収支決算・監査報告、会長による補足説明が行われ、質疑がなく拍手により承認されました。
<会長の補足説明の要旨>
・相模原市の障害者施策の見直しと転換に伴う大きな動き
・「視覚障害なんでも相談サロン」の利用者数の増加
・日常生活用具の給付条件の見直し状況
・ブラインドITCサポート様の全面支援によるiPhone体験会の開催に謝意

続いて令和6年度事業計画(案)及び収支予算(案)の報告、会長による補足説明が行われ、質疑がなく拍手により承認されました。
<会長の補足説明の要旨>
・会員数の大幅増加
・リーフレット配布とポスター掲示の継続実施
・視覚障害者情報センターへの視覚障害者当事者の配置
・福祉大会、社会見学、懇親会・白い杖の文化祭の主要事業継続実施
・相身連主催「障害者作品展」の例年通りの実施
・「視覚障害なんでも相談サロン」は任用職員の方と一緒に第一火曜日と第三木曜日(業者さんによる日常生活用具や便利グッズなどの体験と説明などあり)実施
・障害者差別解消法改正施行に対する考え

引き続き会則等一部改正に関する事項の報告、会長による補足説明と質疑応答が行われ、挙手による賛否が取られ全会一致で承認されました。
これにより理事役員への賛助会員就任が人数の制限付きで可能となりました。

続いて会長及び監事の任期満了に伴う選挙結果について、選挙管理委員長より両役員とも立候補者がなく、役員会推薦による会長及び監事候補者が報告され拍手により承認されました。
この結果を受けて再任された宇都木会長より新役員名簿が報告されて拍手により承認され、賛助会員理事2名が誕生し新体制が発足しました。
その後各役員より自己紹介も含めて抱負などが語られました。

最後に「その他」議案として以下が報告され、出された意見を役員会で検討することとして終了しました。
・5月22日「第1階女性部ほっとサロン」実施案内
・6月4日「あしらせ」体験会の実施案内
・6月29日ボランティア協会主催ボウリング大会案内
・7月10日県身連登山事業(立川昭和記念公園)案内
・10月9日「社会見学」の実施案内及び行先等要望意見聴取
・福祉機器の協会を通しての購入依頼
・キルギス国の団体への白杖寄付協力のお礼

これにより全ての議事が終結し議長解任にて総会は閉会となりました。

その後昼食・休憩を挟んで第二部の研修会を開催しました。

テーマは「介護保険と福祉サービスの関係について」と題して、
講師を神奈川県視覚障害者福祉協会理事長 鈴木孝幸氏にお願いしました。

会員からの要望が多くあったテーマで講師の説明も大変わかりやすく、途中途中での質問も活発でとても参考になる有意義な研修会でした。
この研修は付き添いで来られていた同行援護のガイドさんからも大変勉強になりましたとの意見が寄せられました。

相模原市身体障害者連合会(相身連)定期総会

令和6年4月27日(土) 当協会が加盟する相模原市身体障害者連合会(相身連)の総会が市民会館会議室にて開催されました。

司会者の宇都木副会長より出席者数が報告され、会則により総会は成立する旨宣言がなされました。

昨年の参加者の減少懸念を払拭するように昨年より10人以上も多い参加があり、役員一同安堵の雰囲気が漂いました。

小出相身連会長より
多くの皆さんに集まっていただいて開催できますことに感謝申し上げます。
各協会とも、会員減少や高齢化等の問題もありますが、一致協力してこの難局を乗り越え、令和6年度も相身連事業を3協会でしっかりやっていこうと思います。
皆さんにはまた協力よろしくお願いします。
とのご挨拶がありました。

つづいて議長・議事録署名人の選出が行われ、議長により運営方法の説明のあと議事に入りました。
まず令和5年度事業報告、令和5年度収支決算報告、会計監査報告が行われ、質疑なく拍手により3件とも承認されました。

続いて役員紹介、令和6年度事業計画(案)、令和6年度収支予算(案)が報告され、質疑応答のあと拍手により3件とも承認されました。
最後の議案の「その他」について、
小出会長より「県身連に加盟している団体が昨年度26団体から1団体解散、25団体になりました。すでに大きいところもいくつか抜けています。相身連としてはがんばっていきたいので、それには皆さんの協力が必要です。」とのお話がありました。
その後特記すべく発言はなく、議事は終結しました。

そして司会者より議長・書記解任が行われ、
小出会長より「本当に、遠くから来ていただいてありがとうございます。今年も一緒にがんばってやっていきましょう。よろしくお願いします。」との発言がありました。
最後に司会者より閉会宣言があり散会となりました。

第18回神奈川県障害者スポーツ大会(陸上競技会)

令和6年4月21日(日) 神奈川県立スポーツセンター(藤沢市)にて開催されました。

天候が心配された中ではありましたが、県内から大勢の選手が集まり 日頃の練習の成果を発揮しようという選手同士の熱い気持ちが伝わったのか少し日差しが出るくらい天候も回復し湘南の気持ち良い風が吹くなか新設された競技場で熱く競技が繰り広げられました。

相視協からは男子2名、女子1名の3名が出場し全員金か銀メダル獲得と言う素晴らしい結果を出されました。

競技結果は以下の通りです。
男子の部
50メートル音源走 金メダル
砲丸投げ 銀メダル
女史の部
ソフトボール投げ 銀メダル

「だんだん出場選手が減少してきている中ではありますが、毎回出場される強豪選手を相手に日頃の練習の成果を出そうと全力で頑張りました。」
「今年10月26日(土)~28日(月)に佐賀県で開催される”SAGA2024全障スポ”に相模原市選手団として選考されることを願って大会を終了いたしました。」との出場者のコメントがありました。

出場された皆様お疲れさまでした!!

第18回神奈川県障害者スポーツ大会(フライングディスク競技会)

令和6年4月14日(日) 神奈川県立スポーツセンター(藤沢市)に於いて開催されました。
天候にも恵まれ湘南の気持ち良い風が吹く中、県内各地から日頃の練習の成果を発揮しようと大勢の選手が集まり熱闘が繰り広げられました。

相視協からは男子1名・女子2名の3名が出場し、それぞれ素晴らしい成績をあげられました。
競技結果は以下の通りです。
男性の部  
アキュラシー(ディスリートファイブ) 銀メダル
ディスタンス 銀メダル
女性の部 
アキュラシー(ディスリートファイブ) 金メダル・銅メダル
ディスタンス 金メダル・銀メダル

出場者からは「日頃の練習の成果が出せた人だけでなく少し力が出し切れなかった人も全力で頑張りました」。
お互いに、「今年開催予定の全国障害者スポーツ大会佐賀県大会に相模原市選手団として選考される事を願って会場を後にしました」とのコメントもあり、
是非とも佐賀大会へ一人でも多く選考されることを祈っています。