9月末、相模原市内の相模川河川敷へ行きました。目的は、カワラハハコやカワラノギクの生育状況を確認するためです。カワラハハコは咲き出していて、かわいらしい白い花を見ることができました。

カワラハハコの花
ただ、以前と比べて生育株数がとても少なくなっているので、カワラノギクと同様に増殖のための手立てが必要かもしれません。
カワラノギクの保全圃場では、順調に育った株がたくさんのつぼみを付けていました。

カワラノギクのつぼみ
付近では、アキノノゲシも淡い黄色の花をつけていました。

アキノノゲシ
段丘崖(だんきゅうがい)の中に白っぽく光るものがいたのでよく見ると・・ミサゴでした。

ミサゴ
一度真下の水面へ急降下して飛び込みましたが、魚は獲れず・・また元の枝に戻りましたが、そのうち対岸へ飛び去りました。

飛び立つミサゴ
ミサゴを見ていると、目の前をチィーと鳴きながらカワセミが飛びました。

水面に映る姿も美しいカワセミ
秋とはいえちょっと蒸し暑い日でしたが、河原の秋を楽しむことができました。
(生物担当学芸員)