秋晴れの河原

10月8日は二十四節気の寒露でしたが、そのちょっと前くらいからやっと秋晴れと言えるような天候が続くようになりました。市内緑区の相模川の河原へ、絶滅危惧植物の開花状況などを確認に行きました。
カワラノギクはまだ開花しておらず、つぼみが膨らんできていましたが、秋の長雨の影響か今年は開花が遅れそうです。カワラハハコは開花していました。

カワラハハコ

株数が少なく、ごく限られたエリアにしか残っていないので、株を増やす手立てを早急に打ちたいと考えています。
他の植物も元気です。アケビの果実が熟してきれいに裂けていました。

アケビ

スズメウリ、カラスウリも実っています。写真はスズメウリの果実です。

スズメウリ

コセンダングサの花に吸蜜に来ていたキタテハです。

キタテハ

頭上ではモズが元気に高鳴きをしていました。高鳴きとは、秋から冬にかけて単独でなわばりを持つモズによる「なわばり宣言」のさえずりです。

モズ

エナガも20羽以上の大きな群で動き回っていました。

エナガ

二十四節気の寒露は、秋が深まり、草花におりる露に冷たさを感じるころという意味です。明け方はだいぶ涼しくなり、それも実感できるようになりました。もう少しすると冬鳥もやってくるはずです。河原が賑やかになる季節が間近です。
(博物館長・学芸員)

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