台風の爪痕

9月30日に関東地方へ最接近した台風24号の暴風雨は、市内でも大小の被害をもたらしました。
博物館のまわりも、何本もの木が倒れ、大きな枝が落ちています。博物館駐車場の奥に、相模原市史編さん用の会議室の建物があります。その屋根に、お隣の樹林地のハリエンジュが根本から折れてもたれかかってしまいました。
お隣の樹林地ではほかにも、スギやトウカエデが何本か倒れています。

根本から折れたスギ

ここのところのキアシドクガの大発生で痛めつけられているミズキは、傷んだ大枝が無数に地面に落ちています。そのため、現在お隣の樹林地の遊歩道は立ち入り禁止となっていますのでご注意下さい。
博物館の敷地内では、昨年からドングリのなり年(結実が多い年)が続いていますが、この台風でずいぶんと地面に落ちました。

台風で落ちたクヌギのドングリ

今年ほど台風の多い年は近年無かったと思います。自然界ではその影響がどのように出るのか、注意深く見ていきたいと思います。

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