晩秋の相模川

市内緑区の相模川では、カワラノギクが花のピークを過ぎましたが、まだまだ咲いています。

カワラノギク

薄紫色の舌状花(ぜつじょうか)がとてもきれいです。

カワラノギク

水辺では、ニョキニョキとガマが穂を伸ばしています。

ガマの穂

そのうちのいくつかの穂が盛大に“バクハツ”しています。熟した穂は、少しつまんだだけで、ねずみ花火を思わせるはじけ方で中身が出てきます。あたりにはガマの綿毛が漂っていました。

中身がはじけたガマの穂

晩秋は薄茶色のトーンが多い中で、ひときわ目立つピンク色がありました。カワラナデシコです。

カワラナデシコ

夏から少しずつ、秋まで咲く花です。こちらもそろそろ花期が終わります。
河原から見上げた段丘崖(だんきゅうがい)の上の方では、ケヤキが紅葉していました。

ケヤキの紅葉

あと半月ほどで、河原の木々の多くが葉を落とし、河原は冬を迎えます。

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