【予告:5月14日(土)】縄文時代集落跡の発掘調査現地説明会を開催します。

現在、相模原市中央区田名の花ヶ谷戸(はながやと)地区では、株式会社玉川文化財研究所により、発掘調査が行われています。

これは土地区画整理事業に伴う事前の発掘調査によるもので、何時代の遺跡なのか、遺跡の内容を記録し保存するためのものです。

発掘調査現場の位置

 

発掘調査中の遺跡は「当麻遺跡第3地点」と呼ばれ、今から約5,000年前の縄文時代中期の住居跡が50軒ほどみつかっています。今回の発掘調査現場の西側でも、過去に行われた国道129号線の改良工事、田名塩田原土地区画整理事業の事前の発掘調査により、縄文時代の住居が集中してみつかっており、縄文時代の集落跡であったことが明らかになっています。

図面の○が縄文時代の住居跡です。

 

この当麻遺跡第3地点の調査状況を広く一般に公開するため、5月14日(土)に現地説明会を開催します。発掘調査を担当している調査員から調査状況を解説していただき、出土した土器、土偶、石棒なども見学できます。また、当館からは関連資料として隣接する田名花ヶ谷戸遺跡の出土品を展示する予定です。

貴重な発掘現場や、縄文時代の人々が実際に使用していた土器などを間近で見学できる絶好の機会ですので、ぜひご参加ください。

現地説明会のチラシ

※申し込み不要、直接会場へお越しください(先着500名)。全体説明は午前10時、午後1時に行います。雨天中止。

文化財保護課ホームページ:
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/event/event_all/1025310.html

博物館ホームページ:
https://sagamiharacitymuseum.jp/blog/2022/04/29/0514gentisetumeikai/

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