市民学芸員養成研修スタート

仰々しいタイトルですが、数ある当館のボランティアの中で、唯一、公募して研修を行い、登録して頂いているのは実はこの市民学芸員だけなのです。他のボランティアとの最大の違いは、特定の分野に限定せず、広く教育普及に関わる活動をしている事。最近は、学習資料展の企画・準備にも深く関わって頂いている事もあり、今回の研修では、実習をカリキュラムに入れました。このため、人数制限が厳しくなってしまったのは心苦しいばかりですが、その分熱心な方が集まったのか、前半、講義続きであるにも関わらず、最後まで興味津々の眼差しで聞いてくださるので、話す立場としては気圧される思いです。博物館を支える重要な存在であるボランティアスタッフ。皆さんどんな思いで参加されているのでしょうか。職員としても期待はずれと言われないよう、しっかり研修に臨もうと改めて思いました。(学芸班 木村)

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企画情報班職員から、館の概要を説明。「人前で話すなんて、めったにない〜」とやや緊張の表情。

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現役の市民学芸員の方から、活動について説明。この時間が一番リラックスして笑いが多かった気がします。

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