アサヒエビグモ

今朝通勤途中に植え込みを覗いていると…
葉の陰に何かいます。

アサヒエビグモのメスです。体長はメス5-7mm、オス4-5mmで市街地でも普通に見jられるクモです。
どうやら卵のうをガードしているようなので、ちょっと博物館まで来てもらい、写真撮影。

野外から拉致してきてしまったので、これも子グモが出てくるまで、館内で見守る事にします。

因みに、こちらはオス。
近くを徘徊していました。素早く動くので、静止した瞬間に写真をとるのがやっとでした。
こういう時、コンパクトカメラだとちょっと追い切れなくて困る時があります。
この時期、いろいろいろな種類のクモが卵を産んだり、子グモが出てきたりします。
梅雨というと雨が降ってうっとおしい季節ですが、小さな体でも乾燥しにくく、エサも豊富という事を考えると、実は豊かなシーズンなのかも知れませんね。(学芸班 木村)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク