養老先生と虫のおはなし

今日は午後から市史講演会・津久井町史自然編刊行記念「虫は不思議でおもしろい!」が行われました。講師はあのベストセラー「バカの壁」などで有名な解剖学者の養老孟司先生です。じつは、養老先生は解剖学者になるよりも前から、昆虫博士であり、津久井町史自然編の執筆陣のお一人でもあるのです!地階ホワイエでは、臨時の展示も!

養老先生の昆虫標本(のほんのごくごく一部)も展示しました。そして、会場は満席。

ご自身と津久井町との関わりや、ご自宅を出るときに見られたトンボのお話から入り、あっという間に養老ワールドに。それは約90分ノンストップで続き、さらに会場からの質問にもこたえていただき、2時間の濃密な講演会となりました。

津久井町史自然編、意外な執筆者もいる楽しい本です。まだご覧いただいていない方はぜひ博物館や市内の書店などでお手にとっていただければと思います!

(生物担当学芸員 秋山)

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