天から送られた手紙

2週連続の雪となりました。今のところ、先週よりも気温が高めですが、まとまった降雪がありそうです。

気温が高めなのでちょっと観察しづらいのですが、こんな日はやっぱり「天から送られた手紙」(物理学者・故中谷宇吉郎博士の言葉)を観察しなくては!

ミズキの幹についた雪にクローズアップすると、針状結晶の集合の中に・・

おお!板状結晶の扇形が混じっています。この気温でよくぞ育ってくれました!

こちらはレアではありませんが、やはりこの気温ではなかなかきれいな状態で見られない角板もありました。

いわゆる六花と呼ばれる典型的な結晶はなかなか見られませんが、時間があったらもうちょっと観察してみたいと思います。

(生物担当学芸員 秋山)

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