マミジロハエトリ


写真は、通勤途中に当然いそうなのに会えなかったクモのひとつ、マミジロハエトリのオスです。平地から山地にかけて、割合普通にみられる種です。メス7-8mm、雄6-7mmとちょっと小ぶりですが、オスは頭胸部前端に真っ白な帯状の斑紋があるのが特徴で、名前は「眉白」からつけられたものです。


触肢も白いのがわかるでしょうか。この触肢を交互にちょこちょこ動かしながら移動するので、非常に目立ちます。

プラスチックの壁を「スパイダーマン」のようにすいすい登っているところ。ハエトリグモ類ならではの軽業です(という事はあの能力はハエトリグモのもの??)。
ところでいつも思うのですが、ハエトリグモ類の正面顔って、何かとぼけて見えませんか?(学芸班 木村)

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