今年も見逃した?

写真は、3月23日(月)自宅付近の公園の風景です。

植え込みの上に特徴的な糸の束が…

ジグモの子どもたちが歩きまわったあとです。

根元には確かにジグモの巣がありました。

春先の暖かく晴れた日に、ジグモの子は巣から出てきて高い所に登り、腹部を高く掲げ糸を流します。そして上昇気流をつかまえると、漂う糸にぶら下がって空中に浮かび、拡散していくのです(これを「バルーニング」と言います)。

そのバルーニングをする前に、たくさんの子グモたちが糸を引きながら行列で行ったり来たりするので、冒頭の写真のような糸の束ができるのです。

本当はその様子を見たくて、いつも探しながら歩いているのですが、なかなか出会えません。今年も見逃してしまったようです。

今回見かけた糸は、さらに高い木の上の方までのびていました。子グモたちはうんと高い所から旅立って行ったようです。どうか新天地で無事定着して欲しいものです。(学芸班 木村)

 

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