11月22日晴れ。
紅葉まっただ中の緑区名倉へ。
もちろん地質調査なので目的は紅葉狩りではありません。
落ち葉を踏みしめ急な斜面を登ります。
今日、観察したのは、石老山礫岩と、
名倉玄武岩のなかまの凝灰岩です。
ここの露頭にはパイプか杭を打ち込んだような、明らかに人が手を加えた跡がありました。
採石でもしていたのでしょうか?でも、ここから石を運び出すのは困難です。運び出すための道もその跡もありません。何の跡なのでしょうか?不思議です。
(地質担当学芸員 河尻)
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。