博物館実習3日目

博物館実習は今日で3日目、実習生全員で取り組む共通実習の最終日です。
この日のテーマは展示解説の実践です。
常設展示のなかから説明する資料を自分で選び、同じ分野の実習生を相手に5分間の解説を行います。この過程を1日で実施するので、なかなかハードな内容です。

まずは自分が解説する資料を選んで、資料について調べながら、解説のシナリオを作成していきます。

解説する資料選び

シナリオを練ります

午前中の最後には一度リハーサルを行いました。

やや緊張のリハーサル

リハーサルの内容をもとに、学芸員や実習生からフィードバックをもらいます。

そして午後、いよいよ本番の解説です。

カワラバッタというバッタの標本をテーマに…

展示解説の実習では、一方的に話すのではなく、聴き手とのコミュニケーションをとることを重視しています。

さいごに学芸員からの講評があります

リハーサルの内容をふまえて各自で工夫をした展示解説となりました。
これにて、3日間の共通実習は終了です。これからは専門分野ごとに分かれて6日間のプログラムが始まります。
分野別実習の様子もブログで配信します。お楽しみに!
(動物担当学芸員)

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