昨日、特別展示室のおおかたの資料を返却し、ケースやパーテションなどを動かしてビオンカプセルの搬出経路を確保しました。そして今朝、いよいよ搬出です。バックヤードで上から見るビオンカプセル。
クレーンを使って無事に車両へ収まります。ちなみにこの作業は、重量物を動かす専門の業者さんと、運搬業者さんがチームを組んで行っています。
白日の下、ビオンカプセルは空を見上げて何を想うのでしょうか。
この後、JAXA筑波宇宙センターへ向かい、午後には無事に到着して帰り着いたそうです。
(生物担当学芸員 秋山)
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。