エントランスの一角で「アシダカグモ」の展示を始めました。
身近でありながら、あまりじっくり見る機会がない生きものをよく見てもらおうという意図ではじめたものです。
展示しているのはオス成体の標本、生きているメス成体、推定5齢の幼体です(アシダカグモについての説明は博物館ホームページ「生きものの窓」でごらんください)。
実は、この場所には、昨年末ごろに「ハリガネムシ」を展示していました。
寄生虫の展示は、抵抗を感じる人も多いだろうと、やや躊躇していたのですが、やってみると意外に皆さん興味津々、授業で見学に訪れた子どもたちなど、結構、はりついて見ているのです。
見せ物小屋ではありませんが、「珍しさ」「こわいもの見たさ」は確実に人をひきつける要素だと、改めて感じた場面でした。
そんなわけで、ハリガネムシに続き、アシダカグモです。今度は子どもたちの関心を集めることができるでしょうか。家で見かけたことがある、という大人のみなさんも、オス・メス・幼体を一度に見たことはないと思います。来館された際には、ぜひ、ひと目みていってください。(学芸班 木村)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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