さがぽんもつぶやいてくれていますが、ミニ企画展「自然観察会のはじまり」のオープンまであと3日です。順調に準備も進み、仕上げにとりかかっています。
展示パネルを設置して、展示ケースに資料が入ると、最終的な位置の微調整や電源確保、ライティングなどの作業を行います。そして、キャプション等、文章や文字の最終チェック、お客様の観覧順路となる導線確認、案内表示の設置、安全確認と、結構仕上げの作業がたくさんあります。
正直言って、展示をつくるのはとてもきつい仕事です。今回のような小さなスペースの展示でも、その調査や資料調べに費やした時間は膨大です。それだけに、展示がだんだんと形になっていくこの時が、学芸員という仕事の中でも一番ワクワクする瞬間です。
オープンまでもう少し。そして、もうひとふんばりです。
(生物担当学芸員 秋山)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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