道端の紅葉

金曜日の嵐で、街路樹の黄葉のトリを勤めていたイチョウもだいぶ葉を落としました。

でも、嵐もお構いなしに、紅葉を続けているものもあります。たとえば、これ。

ものすごい色です。生け垣などに使われることが多いドウダンツツジです。枝にしっかりとついたまま紅葉して、ちょっとやそっとの風で落ちることはありません。

同じくツツジのなかまなのサツキの紅葉写真を撮ろうと近づいたら、季節外れの開花をしている株がありました。

文字通り5月から6月にかけて咲く花ですが、まあそんなこともあります。サツキなどツツジのなかまにしろ、サクラにしろ、真冬の開花はたまに見られる現象です。気味悪がられることがありますが、植物ホルモンがちょっと間違えたという程度のことで、それをもって異常気象などと早合点するほどのことではありません。
博物館お隣の樹林地の脇では、こんな黄葉も。

チガヤ(イネ科)の黄葉です。枯れ野の趣ですが、ちょっと渋くて好きな色合いです。
まだまだ色合いの変化が楽しめる季節が続きます。
(生物担当学芸員 秋山)

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