「はやぶさ2」トークライブ、キックオフ!

2月21日は、多くのみなさんが待ちに待っていた、さがみはら宇宙の日・「はやぶさ2」トークライブ、キックオフ!の日。

今回の講演会は2月1日から事前申し込みを受け付けたのですが、なんと数日で200人の申し込みが集まり、早々に受付を終了したほどの人気でした。

当日も受付開始時間の前からたくさんのお客様が列を作っていて、期待の高さがうかがえます。

いざ本番!

ネット中継の他、ツイッターでもリアルタイムで質問を受け付けるという趣向で始まった講演会ですが、吉川先生から語られたのは、まずは、つい最近まで出張されていたというウズベキスタンのお話。

その時の様子は→haya2kun ツイッター「みんな楽しんで見てくれたかなー…」

現地でお買い求めになったパンやお皿を披露していただくなど、他では聞けないお話で、会場のみなさんも興味津々。休み時間にはそのお土産の品々を囲んで撮影大会となりました。

ウズベキスタンのパン

肝心の「はやぶさ2」のお話については、まずは、「はやぶさ」の復習から、「はやぶさ2」がどのように進化したか、そして目指す小惑星「Ryugu(リュウグウ)」とはどんな天体なのかというお話、そして今後の取組みまで、多岐にわたる内容となりました。

会場を埋め尽くす聴衆のみなさんからは、たくさんの質問も寄せられ、吉川先生からは「いい質問ですね」とお褒めの言葉も!

質問と回答はこちらでも紹介されています→
小惑星探査機「はやぶさ2」 ツイッター
「Q.重力分布はどう考えた?…」
・「Q.ミネルヴァの移動方法だと…」

会場内の様子

途中、「Ryugu」の名称のお披露目記者会見の時に使ったパネルそのものをお持ちいただいて、吉川先生と細田先生がパネルが壇上に並ぶと、シャッターチャンス!

「Ryugu」お披露目パネル

講演の最後には、天体力学の話題になりかけましたが、「天体力学の話を始めたらトークライブ2~3回分は軽くかかってしまう」ということで、この話題は次回以降に持ち越しとなりました。

今回は高校生や大学生のみなさんを含むボランティアの方や、はやぶさ2プロジェクトをはじめとしたJAXAのみなさまのご協力で運営することができました。この場を借りてお礼申し上げます。

そしてなにより、市内をはじめ、遠くから足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

次回は4月中に開催予定で、テーマはイオンエンジンということで調整中です。どうぞお楽しみに。
(企画情報班 佐々木)

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