技術の共有

心なしか、キアシドクガの乱舞が日曜日よりも数が少ないように感じられます。風が強いだけなのかもしれませんが・・
やはり、幼虫の数が多すぎて自滅してしまった個体が多いのかどうか。まだ1週間くらいは推移を見守る必要がありそうです。
今日(5月23日)はキアシドクガから少し離れ、気分を変えて、駐車場をさささっと歩いていたハンサムなカナヘビの写真をアップします。

カナヘビ

この時期、草むらなどで頻繁に見られますが、館内にもよく入っていてしまい、受付業務の人たちを困らせています。
さて、カナヘビの写真を撮りつつ葉っぱ素材を調達に外へ出ていたのですが、そのわけは、こちらです。

シュロやシャガ、ススキの葉が材料です

葉っぱ工作のいくつかを、麻布大学の先生へ伝授させていただきました。緑区青根の里山を学生さんたちと共に元気にしようという活動をされている「あざおね社中」のワークショップで使いたいということで博物館を訪ねて来られたのです。
折り紙と違って、形がそれぞれ違う葉っぱを扱うのはちょっと難しく、悪戦苦闘されています。

手でおぼえるのが大切です!

それでも、いくつかの工作をマスターされていきました。明日、学生さんたちにも伝授するとのことです。
ちなみに、こちらの草ヘビは、複雑な工程のため、断念されました。

草ヘビは、難易度4(5段階)くらい?

博物館では今年も、雨の日の「生きものミニサロン」などで葉っぱ工作のワークショップを行っていきたいと考えています。

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