ハクセキレイの闘争

先日、相模川で調査をしていたら、とまっていた自動車のまわりを、やけに執着した様子でハクセキレイが飛んでいました。

ガラスに映った自分へ闘争心を燃やすハクセキレイ

どうやら、ウインドウに映った自分の姿を、ライバルと勘違いして攻撃しているようです。

本人は必死です!

繁殖期でもないのになんのライバル?と思ってしまいますね。セキレイ類は繁殖期以外にも越冬期のなわばりを持つことが知られていて、なわばりの境界では小競り合いを繰り返します。河原でもよく、2羽、3羽で争って飛んでいるところを見かけます。
さて、ガラスに映った自分の姿へ攻撃しているところへ、本物のライバルが侵入してきました。

背後に迫る、本物のライバル・・

この後、2羽は飛び立ち、きりもみしたりしながらケンカしていました。自動車のガラス相手ではどこか戸惑ったような雰囲気でしたが、やはり生身の鳥同士は迫力ある争いに見えました。

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