カントウタンポポも開花

3月31日まで休館中の博物館ですが(休館期間は3月18日現在)、周辺の生きものはすっかり春の様相です。前庭のカントウタンポポも開花しました。

開花したカントウタンポポ

在来種のカントウタンポポと、外来種との雑種の分布が拡大しているタンポポですが、博物館の前庭やお隣の樹林地内には在来種のカントウタンポポが生育しています。ただし、駐車場や道路際には雑種のタンポポが多いので注意が必要です(最終的には花粉を顕微鏡で観察しないと確定できません)。
公用車の駐車場で栽培しているオキナグサも満開です。

栽培しているオキナグサ

オキナグサは、市内でわずかな場所で自生している絶滅危惧種で、博物館でその系統を保存する目的で栽培しています。
例年よりもだいぶ早めの開花となり、市内の自生地の様子も確認に行かなくてはと、ちょっと焦っています。

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