目立つ花も目立たない花も

博物館周辺の植物開花情報です。
以前、つぼみをこのブログでご紹介したシロバナハンショウヅルは、綺麗に花を咲かせています。

シロバナハンショウヅル

こんなふうに、目立つ花もたくさん咲いていますが、人知れず咲いている目立たない花もたくさんあります。
こちらはクワの花です。この木は雌株なので、雌花だけが咲いています。

クワの花(雌花)

一昨年、近くにあった雄株の大木が台風や降雪で傷んだため伐採されてしまったので、風で花粉が飛んでくるかちょっと心配です。
こちらはドングリのなる木のコナラです。コナラは雌雄同株で、こちらは雄花です。

コナラの花(雄花)

よく見ると、雄しべが見えますが、花弁はありません。

コナラの雄花

雌花はこちらです。

コナラの雌花

拡大しても花なのかどうかもわからないほど小さく目立たない花です。

コナラの雌花

でも、これが秋にはドングリになるなんて、ちょっと驚きですね。

※当館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月13日まで臨時休館となっております(4月15日現在)

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