おかいこさま飼育中(22日目 大きさマックス!そして出張授業へ)

掃き立てから22日目、そして5齢に脱皮して4日目となりました。今が一番大きなサイズになっています。

5齢4日目のカイコ 長さは7センチを超えました!

これからあと3日ほど食べますが、5齢の最後の2日くらいになると、一回りほど体が小さくなり、色も黄色っぽくなってきます。これが熟蚕で、繭を作り始める直前の姿です。
さて、博物館では飼育の最終コーナーを回って直線に入りラストスパート・・というところですが、今年は6月20日頃に孵化する蚕種(カイコの卵)を博物館から提供した小学校もあり、6月23日に、その一つの大島小学校の3年生2クラスへ出張授業に行きました。体育館で、私も、児童の皆さんも、それぞれ距離を保ちながらの授業です。

出張授業の様子(大島小学校)

ペットではなく、農業としてカイコを飼うことの意味や心構え、生きものとしてのカイコの不思議などをお話ししてきました。みなさんとても熱心に聴いてくれて、質問もたくさん出ました。
24日は清新小学校の4年生の出張授業へ。こちらは4クラスあるので、2クラスずつ、2回授業を行いました。こちらもたくさんの質問があって答えきれなかったので、後で先生にとりまとめてもらい、お答えすることにしました。
いつもと違う1学期を過ごしている児童のみなさんには、カイコの飼育とその成長を楽しんで欲しいですね。

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